おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
外に出るとヒヤッと寒い!昨日は雪もチラついていたし。
でもお日様出てきたねー。晴れてるなー。
文字の判別には形も大きく影響してるよ。
「字がキレイ」や「字が汚い」などの話になると、
ついつい極論に走って「間違っていなければそれで十分」みたいな方向になることがあります。
その「間違っていない」というのが、
どこからどこまでの範囲なんだろう?ということも同時に考えてほしいなーと思います。
線の数が合っていれば、それは間違っていない漢字なのでしょうか?
文字全体の形は関係ないのでしょうか?
というところ。
まあ、線引きがあいまいな部分でもありますが。
例えば漢数字の「三」。横線3本。
じゃあ「三」を書くときに、
横線が3本あれば、横線の長さはどうであれ、三という文字が間違っていないと言えるのでしょうか?
これは少し考えれば分かりますね。
他の記号ではなく、
漢数字の「三」を書き表したいとすれば、
みなさんの頭の中に思い浮かぶ漢数字「三」の姿があるはずです。
それに近い形にしないといけない。
適当な長さの横線を3本並べて書いて、
自分だけは「三」を書いた、と。
あとは読む人に任せて、「どうにかそれを「三」と読んでくれ」と、
相手に丸投げしてしまいましょうか?
相手に負担を強いる、
そんな文字を書いて「自分は三を書いているんだ。読めないのはそっちの責任。」
みたいなことになってしまいませんか?
ブロークンイングリッシュ。
話は変わって。
例えば英会話で、
タレントの出川哲朗さんのような英会話でも、
「あんな感じでも英語って伝わるんだなー」
と心強く感じた方は多いと思います。
ブロークンイングリッシュとも呼ばれていますね。
まあ緊急事態なときは必死になりますので、
文法や単語がめちゃくちゃでも相手に伝わるのでしょう。
でもそれだって“相手に理解してもらう”ことを強要しています。
相手の負担になっている。
学校で勉強する英語では「英語を習得する」という実感がイマイチ湧きませんが(笑)、
やはりそこはブロークンイングリッシュにならないように学ぶ、正しい順番なのだと思います。
正道を進むことは、
相手に負担をかけない英語を身につけるために、学校で習う英語の内容は避けては通れないのでしょうね。
まとめ。
文字や言語は、コミュニケーションを取る人同士の共通認識なので、
やはりそこは一定の形に揃えておかないとスムーズに事が運びません。
漢字を使う日本人同士、共通の形があります。
そういう理由で、
線の数はもちろん、
文字の形も整えてあげる必要があるんですね。
「正道」というのは、
確かな理由があって正道となっているんですね。
基本を大事にしましょう。
しょうじ書道教室でした!
この本も気になる・・・。キリがないなあ。