こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
教室は現在お盆休みです。
8月17日(月)から通常のお稽古になります。
ショルダーバッグのファスナーが壊れたので新調しました。
良さげな防水ファスナーを備えたノーブランドなバッグがハードオフで1,650円でした。
どんなに高価でお気に入りのバッグを買っても、
ファスナーから先に壊れるのでここ2〜3年はハードオフなどで安いものばかり買っています。
先代のバッグは1000円で2年もちました(笑)。
1000円のバッグも、10000円のバッグも、ファスナーが2〜3年で壊れませんか?中に物を入れ過ぎなのかなー?笑
買ってすぐにファスナーにミシン油を差しておきました。
臨書の真似事をさせた。
小5の長男に臨書させてみました。たったの2枚。
まあ特別うまいことはないです。見たとおり。
ただ、“形どり”はいいセンいってる。たったの2枚だし。
線はフニャフニャ。
右上がりもなっていない。
まあでも小学生が真似して書いただけにしては及第点かと。添削もしてませんからね。
「筆圧」の大切さ。
一般の方は臨書をどこまでそっくりに書けるでしょうか。
(ちなみに“臨書”とは古典を真似て書くことです)
(ちなみのちなみに書道の“古典”とは、大昔の達人たちの文字が残っている書物や石碑のことで、現代では主に印刷物で求めることができます。)
特に書を始めたばかりの方などは、文字の形を真似ることすら苦労するかもしれません。
書道の魅力とは、文字の“形”だけではなく、その“線”の表情にもあります。
ヒトが書く文字、書の魅力は
「形」×「線」
となります。
形ばかり良くても観るには物足りず、
線ばかり良くても文字の体を為さなければ意味がなく。
まとめ。
さて、
長男のヘタウマな臨書(笑)を例に挙げましたが、
字形と線質。
あなたはどちらが弱点でしょうか?
あなたはどちらに自信がありますか?
文字の形には自信があると思うけど…と思った方、
それは本当に正しい文字の形でしょうか?
答えはお手本に書いてあるのではありません。“古典”の中に答えはあるのです。
先生や師匠だって間違っている可能性がある。
文字はともかく線だけには自信があるんだけどという方、
強いだけが良いのではありません。
強弱や揺れ、かすれやしなやかさ。
いくつのパターンが描けますか?
組み合わせは限りなく。
さりとてまだひと文字。
これがふた文字なら?
3文字、
4文字、
5文字、
6文字、
半切なら?ニハチなら?
ああ…ひと文字…ひと文字、足りない…うらめしや…。
と夏の怪談になったところでおひらきでございます(笑)。
この休みに古典をじっくりと“鑑賞”してみてくださいね。
しょうじ書道教室でした!