ふでれん!

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大人も子どもも今すぐできる、習字が上達するとても簡単なこと!

大人も子どもも今すぐできる、習字が上達するとても簡単なこと!

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

漢字は部品の組み合わせ。

ひとつひとつ、正確に書いていくことで漢字を間違いなく覚えます。

当教室は、こちらで筆を預かり洗っています。

子どもたちの筆は、使い終わるとこちらで預かり、私が1本1本手洗いしています。

なので筆のコンディションはいつでもバッチリ。

筆の状態が悪いと習字は楽しくないですからね。

もちろん小筆も。

穂の状態を最高のコンディションに。

今週はなるべくみんなの手を取り、鉛筆や筆の持ち方・動かし方などを指導。

そうすると私は教室中をウロウロ動き回る。

よくよく見ると墨のつけ方も不十分。

根本までしっかりと黒くする。

よくなでる。揃える。穂をしごく。

穂の状態が良くないと、いくら上手な人だってうまく書けないんです。

学校の先生は「半分まで墨を付ける」と言うらしい。

なぜでしょうね。なぜ半分なのか。

昔から疑問です。

なぜ半分が良いのか。なぜ全部だとダメなのか。根拠が欲しいところです。

うちの教室では、筆は毎回私がしっかり手洗いしているので、

筆はいつもキレイです。

根本の墨までしっかり落としているからコンディションはバッチリ。

なので筆の穂にはたっぷりと墨を含ませます。

学校ではおそらく「筆の洗い方が十分でない」筆ばかりだから「半分だけ付ける」と言うんじゃないかなー。

洗い方が不十分だと、前回の墨が穂に残る。

そのままにして乾燥。次に書くときに穂に全部墨を付けると筆は開いてくる。

そうするとあっという間に筆は使用不能に。

十分に洗っていない筆なら半分だけ墨を付けると、まあぎりぎり穂が開かないのかな。

それを繰り返す。すると、

穂には古い墨がたまりっぱなし。根本はカチコチ。穂の弾力も何もない筆ができあがる。

筆はあっという間にダメになる。

学校ではどのくらい書いている?

小学校の書写の授業は、

30時間✕4学年(さっきググった)だそうで。3年生〜6年生で120時間というのが決まりらしい。

1学年30回の授業ってことかな。ホントにそんなにやってるー?

1ヶ月で2回以上の書写の授業??

ホントにやってるーーー????まあいいや(笑)。

120時間といったって1時間は45分授業だし、120時間ずーっと書きまくってるわけじゃないし。

とりあえず4年間で120回の書写授業と。

45分の授業時間内で道具の出し入れ、文字の説明、気を付けるポイント…。あれやこれややるでしょう。

おそらく1回の授業で3枚。書いても5枚とか。なかには小筆だけの授業もあるだろうし。説明だけの授業もあるかもしれない。

ということは1学年・30回の授業の間に書く枚数は、

30✕3で90枚程度…。

うちの教室では1回の稽古で5、6枚。多くて8枚。たまに10枚チャレンジなんかもする。(硬筆もやっているし!)

うちの教室は、各曜日とも年間40回ほどの稽古日を設定しています。

40✕5で200枚か。約2倍の枚数。

それを1本の筆で済ませているんだからスゴイね(私の手洗いのおかげ笑)。

洗っていないから「半分だけ」。

「ほぼ洗っていない筆を半分だけおろす」やり方で筆を使っていると、

筆は長持ちしません。おそらく1年に1本は買い替える。

習字に慣れた子どもだって筆を洗うことは大仕事。

学校の授業では、

まったく習字をやったことのない子どもも含めて30人ほどを同時に授業していくのだから、

「半分だけ」も苦肉の策でしょう。

学校の先生も大変。それでコロナのしわ寄せで書写授業なんかきっと。短縮されちゃうな(想像)。

そういや小中学校の授業のコマ数が、

文科省規定のコマ数通りにちゃんとこなしているか?みたいなチェックってどうやってるんでしょうね?

外部機関がチェックしなくてもいいのかな?不思議。

やってるかやってないか、親たちには分からないよねー。

超基本!使い方をおさらいしよう。

ここでおさらいです。みんなでいま一度見直しましょう。

硯に墨を入れる。

墨の入れる量は、

ちゃんと書いてあります。

この線くらいまで入れます。

そして筆に墨を付けますよー。

キレイな筆ですねー。

チョン…

ちょいちょい…

「センセー、やりましたー」

これでいいですか?

ブブー!!!不正解!

キレイに洗っている筆には、

・根本まで

・しっかりと

墨を含ませます。

ズズズ…

このようにすべて真っ黒に、

よくできましたー。

さあ筆の穂先を揃えましょう。

チョンチョン…

これでいいですか?

ブッブッブー!!これも不正解!

この平らな部分を大きく使って揃えていきます。硯の平らになっているこの場所を陸とか丘とか呼びます。

よくできまたしたー!

しっかりと墨を付けて、しっかりと穂の全体をなでて、しごいて、

穂先を揃えましょう。超基本です。

まとめ。

よくよく見るとこの超基本ができていない人の多いこと多いこと!

「書く」ことにそんなに関係してないと思っているのでしょうねえ。

文字を書く前に、

線を引く前に、

確認すべきは穂の状態です。

・しっかりと洗った筆に

・根本まで墨を含ませ

・穂の全体を何度もなでつける

ホントになんてことはない動画。 でもね、やってない人がけっこう多いんですよねー。 ・しっかりと洗った筆に ・根本まで墨を含ませ ・穂の全体をよくなでつける これが基本です。 初心者の方、まずはここから気を付けて。 #秋田市,#書,#書道,#習字,#子ども,#小学生,#ライフワーク,#良い習慣,#文字,#字が汚い,#習慣,#美文字,#ペン字,#硬筆,#書き方,#鉛筆,#漢字,#kanji,#生きがい,#ikigai,#japaneseart,#akitacalligraphy,#akita,#handwriting,#shodo,#design,

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習字・書道の“腕”は急には上達しませんが、

穂の状態を整えることなら、

昨日始めた人にでもできること。

大人の方も、子どもも、今すぐ自分の筆の使い方を見直してください。

おろそかにしないで、しっかりとやりましょう!これだけでもレベルは一段階上がる!

すべてはここからだね!

しょうじ書道教室でした!

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