こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
学生部は、ただいまGW明け5月6日(水)まで休業中です。
子どもに教える。
家にいて子どもに勉強を教えるってのは難しいですよね。ほんと。
自分の仕事の時間を犠牲にするしかない。
「今日はここまでやって下さい」とプリント渡して、
それで勉強が身につくなら誰も苦労しないっつーの。
例えば、
社会人になって新人が入ってくると、ひと通りのことを教育して1人前にするために研修なりOJTなりやっていきますね。
そこでよく出てくる言葉が、
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
山本五十六
これです。
社会人でさえこうあるべきと言われていて。
ここまでやって新しいことを覚えていく。
ましてや小学生ですよ?
逆を言えば、もしこのくらいやれば、
素直な小学生ですのでスポンジが水を吸うかのごとく、なのかも。
気になるマンガを買ってみた。
前から気になっていたマンガを中古で探してみました。
どちらも評判通りの面白さ。
とてもサイエンスにあふれている。
「もやしもん」は細菌の話。
「ダンジョン飯」はモンスターをどうやって調理するかという話。
どちらも切り口が新鮮。
小学生にはダンジョン飯のほうがウケがいいです。
農業系マンガ、もやしもん。
種菌(種麹)のことを“もやし”、
種麹を売るお店のことを“もやし屋”といったそうです。
「もやしもん」にしろ「銀の匙」にしろ農業系マンガは面白いですね。
農業のイメージがガラリと変わります。
人間なんて偉大なる自然相手にとてもちっぽけで、右往左往してるんだなーって感じます。
「人間ならどんなことでもどうにかできる」という思いがおこがましいというか。
想像力を鍛える、ダンジョン飯。
もともとが人の妄想であるファンタジーの世界。
勇者や魔法使い、王様とお姫様。スライムやドラゴン。
この決まり切った誰かが作ったその設定からさらに飛躍して妄想をふくらませる。
これは子どもたちに身につけてほしい力ですね。
今は遊びの環境が整い過ぎていて妄想を膨らませるスペースが狭い。
行間を読むどころか行間で遊ぶくらいしてほしい。
ダンジョン飯にはそんな力があるような。
まとめ。
ということで、学校から改めて来た課題に、
“腹筋を30秒やる”
とか入っていて苦笑いしています。苦し紛れだなー。
マンガ読ませていた方がまだマシなような・・・。
横で大人がついていないと勉強やらないですよね、こどもって。
大人だって自分で進んで勉強しないでしょう。必要に迫られてようやく腰を上げる。
秋田の教育環境が悪いのではなく、すべて文科省のせいだということにしておきましょう。この時代遅れ感。
これも格差ですかね。ちゃんちゃん。
しょうじ書道教室でした!