こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
今年は作品募集のみ。
毎年恒例の「新春書初め席書大会」です。
いつもは県立武道館で行われているのですが、今年は武道館が改修工事のため使用不可。
というわけで今年に限って「公募展」方式になったのでした。
うちの教室では「武道館でやらないなら参加しなくてもいっかー」と、“基本的に不参加”表明でしたが、それでも母・汎山が「何もないのもちょっとねえ」と独断で出品していたのでした。
ちょうど小学校提出用の書初め作品の二番手も手元に残っていたしね。
汎山教室選抜…??
あくまで汎山が大きい自腹を切って勝手に出品したので、
応募が全員でないことをご了承ください。まあ“選抜した”といえば聞こえがいいかな(笑)。
そう汎山教室選抜の選りすぐりの実力者30人だけ出品しました。そういうことにしよう。
毎年頂いていた団体賞。選抜30人なので今年の団体賞はなし。来年の武道館ではみんなで取ろうね!
秋田魁新報、本社にて。
場所はさきがけホール。広くてキレイな所です。
秋田市街の中心地なんだけど、駅から遠いから「なんとなく遠いような」イメージで損してるよね。
さて見てみるかー。
汎山が30人選んだので、ワタクシ誰が出しているのか把握しておらず何が何やらサッパリ…(汗)。
会場はこんな感じ。
力作〜。
特別賞のみなさん。
こちらは特別賞〜!おめでとうございます!
低学年は、太い線で起筆を整えしっかり書けると特別賞になるかも!
最近、低学年には
「カサカサブサブサ、だめですよー♪」
って歌いながらよく言ってる(笑)。
高学年の特別賞も、
・全体のバランス
・程よい太さ
・漢字とひらがなの大きさ
あたり気をつけて真似するといいですよ!
中学生の行書もレベル高いですね。
指導者やりたい人はこういう中学生の課題を、自分で黒で書いてみて、
どれくらいのものが書けるか(特別賞もらえるレベルのものを書けるか)、
試してみるということもしたほうがいい。受賞しているこの子たちレベルの作品を書くのは意外と大変なのよー。
じゃなきゃ手本書けないっしょ。
手本を作るときも、
・見せ場
・太い細い
などを考えて書くのが先生のお仕事。
高校生は臨書でビシッと決めてますねー。頼もしい!
先生方の作品も。
運営している先生方の作品。私のはありません。
こういう先生方の作品を真似して書くのもいい練習になります。真似だけならいいんですよ。真似して出品したらアウト。
この「凛然」なら、
「このカスレ方は羊毛かな?あまり滲んでいないから濃いめの墨、
筆力を受け止めるため紙もやや厚いのを使ったかな?落款も印だけにして文字を大きめに、太さと余白を両立させるように書いたかな?」
とかね。どこまで当たってるか分からんけどこういう思考訓練(?)が自分の力になります。
「点の工夫」がたくさんあるよね。
構成の変化、墨の入れ方、筆の使い方、などなど。
・どんな筆か?
・どんな紙か?
・どんな墨か?
みたいなことを推測する練習がオススメ。漫然と見ちゃダメー。
写真中央の赤い作品が汎山のもの。さすが目立つ(笑)。
お正月だから赤い紙にしたそうです。
まとめ。
受賞したみなさまおめでとうございます。
来年は県立武道館ですね!ぜひ参加しましょうね!
興味ある方は当教室まで〜。
しょうじ書道教室でした!