
おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
冬休みまであと少し!
中2課題は5文字で行書!
さて、忘れていませんでしたよ書初め解説。残すところあと中2と中3です。

中2課題は5文字です。
基本は「漢字を大きく、ひらがなは小さく」。
今まで4文字に慣れきっていたので、文字の大きさの調整に苦労するかもしれません。
頑張ろー!
新!
さて1文字目の“新”。

右側の“おのづくり”が小さくなってしまいがち。

なので左に寄せて書いていきますよー。

立&木。行書ですのでグイグイ右上がりに。


右側たっぷり明けました。

おのづくりの横線をしっかりと。

こんな感じ。
おのづくりの最終画は自然に抜く。
ここまで書いたら場所の確認。
八つ切り紙は基本の4つ折りにしてあります。下のリンクを参考に。

“新”が終わってこのくらい。
た!
さて次はひらがなの部分。

このくらいで“新”が終わっているので、少し“た”を入れ込んでゆく。

あまり行書っぽくならないけどまあいいでしょう。
“た”を書き終わったら、次の目印(折り目の緑)を確認。

“た”の下の目印(折り目)、ここが八つ切り用紙のど真ん中になりますよー。
な!
そして、“な”。

八つ切り用紙のど真ん中に“な”がくればいいかなー。


“な”の3画目〜4画目はつなげてもいいね。行書課題だからね。
“な”の結びは三角形が好き。

ずずーっと紙をずらして確認。

このくらいで“新たな”が終わっているといいです。
決!
そして“決”!

行書でさんずいを。

“決”の旁(つくり)側、この左払いをひと工夫。

用紙の中心近くに書けるといい。そしてこの左払いを…

さんずいにぶつける!ここ重要ポイント。
さんずいにぶつけることで、

左払いの収まりがよくなり、
右払いとのバランスも取りやすい。
この左払いが、
さんずいから大きくはみ出すとバランスはメタメタ。
できたかなー?
そして“決”を書き上げた時点で、

このくらい。このくらい下が空いているといい。
じゃないと“意”が窮屈になるよ〜。
意!
そしてラスト!意!
“意”という文字は、
立・日・心、と部品が3つもある。

部品が3つもあるから場所を広くとる。

あれ?!カメラがずれた!

ぺたんこで横長の“立”。

ウエスト、キュッとしまった“日”。
そして再び横に広がる“心”にしてゆく。

心の横線は、“斜め→横”と移動していく。

やわらかーく。

斜め→横、ときて最後のしっぽ!
軽ーく動かして、伸ばす。

点々はなるべく上に。
まとめ。
いい決意でしょー。
“新”をもっと大きく書いても良さそう。
“新”を大きく書いて、“たな”を小さく収めればいい。
5文字の大きさがうまく調整できるようになってから、
より行書っぽく書けるように練習しましょう。
まずは5文字をバランス良く書くところまで練習しようね!
もうすぐ楽しい冬休み!ガンバ!
しょうじ書道教室でした!