おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
お仕事の関係で、
「美」を30種くらい書いてみました。
この中からベスト5を選んだので、ちゃんと表具でもしようかなー。
中1課題「世界競技」は行書!
なんと中1から行書だってさ!
行書の特徴を簡単に言うと、
・強い右上がり
・起筆をソフトに
・流れをつける
ひとまずこの3つに気をつけて書けば、
行書っぽくなるよ!
世!
まずは世!
長い横線、ぐいっと右上がり、
真ん中の縦線から書くよ。
そして短い横線ね。書き順に気をつけて。
全体的に右上がり。
“世”の大きさは小さめになるよ。
たぶん“界”は場所をたくさん取るからね。
界!
お次は界。
“世”はやや小さめに終わらせていると思うので、
“界”の田んぼは大きく書けるはず。
横長の田んぼ。
四角い部分はしっかりと“箱”にするんだけど、
行書なので“丸み”をつけて書いていきます。
隙間、大事!
筆先でていねいに書いてね。
左右の払いは、
左払いは開くように長くして、
右払いは短くして止める。
左右の縦線二本足。
左足は短く払い、
左足はまっすぐ下へ。
できましたー。
左右バランス良くね。
競!
“競”の字が難しいかなー。
左右で同じ形の文字。
「林」や「門」などありますが、
こういう文字は、
左を小さめに、右を大きめに書くのが定番。
行書になっても同じ。
立+口。
左に寄せて書いていこう。
コンパクトに書かないと短足になるぞー。
筆先でスパッと。
右足の形に注意。
続けて右側。
立+口。
左足スパッと。足を長く書きたいねー。
右足の形に注意。
足が4本、うまく書けるといいねー。
筆先を使って、筆を立てて書いてみよう。
力まず軽く書いてね。
技!
最後は技!
まずは手編。
横線太く、縦線細く。
あまり行書っぽくならないかも。それでもいいけどね。
流れをつけて。
次の横線は手編に近づけておく。
“支”の字、
“十”の頭がしっかり出るように。
“十”の足は短くして。
こうね。
こう書けると、次に書く“又”の足が長く書ける。
流れをつけて、
するする〜っと。
あまり楷書っぽくしないでね。
これで完成。
まとめ。
どうだったかな?
中1で“行書を書く”っていうことが一番大変かな。
まあそこは冬休みだし、チャレンジしてみればいいんじゃない?
他の中1の子も書いたことがないと思うし、条件は一緒!
逆にやらなきゃソンでしょ!(?)
大人っぽい行書の課題、挑戦してみてね!
しょうじ書道教室でした!