ふでれん!

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書こう!コラム①

書こう!コラム①

何を学ぶにしてもお金はかかります。
何かを身につけたいと思えばお金はある程度は必ずかかります。

なるべくお金がかからないような工夫はもちろんしますけど、ある程度は覚悟してください。

特に習字は1,2年で身につくようなものではありませんし、劇的に効果が出るようなものでもありません。子どもも大人もそうですけど、字を矯正する、ということは長く長く時間がかかるものです。

学びの場にエコはいらない

習字は単純に、書いた量に比例すると思います。
100枚書けばこのくらい、500枚書けばこのくらい・・・。

何かを身につけるのに、ものをケチってはいけません。
筆・墨・半紙・・・。多く使うということはそれだけ頑張って練習している、ということです。

あまり半紙を使わずに上手になりたい・・・
筆を買い換えるのはちょっと・・・

節約ですか?そのような取り組み方だと、何が楽しくて習い事(習字に限らず)をやっているのだろう・・・?と思ってしまいます。少なからずそういう方はいらっしゃいます。

学校の勉強で、ノートがもったいないからあまり書かないで、という親はいないでしょう。

せっかく新しい世界に飛び込んで、新しいことを身につけようとするのですから。
数多く失敗してこそ身についていくのです。
たくさん失敗してください。たくさん失敗させてあげてください。

サリバン先生が「水もったいないわー」とは思わないでしょう。

書道の世界では「積み上がった反故紙の量だけが、自分の努力を計る」ともいいます。

失敗するのも楽しいものです。
「こんなにお金使っちゃったけど身につかなかったなーははは」なんて平気で言える人って、みんなが一目置ける人ではありませんか?

身銭を切る

自分でやるにしろ、子どもにやらせるにしろ、ある程度の出費は覚悟しましょう。
身銭を切らないと真剣みも出てきませんし、やる気も続かないのではないでしょうか。

新しいことを学びたい!と思ったことがすばらしいのですから、その気持ちを大事にしてください。

向上心からの出費、無駄なものなどひとつもありません。
何かしら役に立つものに姿を変えて身に付いているはずですよ。

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