こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
子どもたち、自分で書いた半紙を
わりと簡単にくしゃくしゃポイしてしまいます。
できることもあるし、できないことももちろんある。
誰だってできることとできないことがあるし、
できないことを頑張って練習して
できるようになっていく。
その途中でたくさん失敗もするよね。
いまは、まずはできることだけを丁寧にやっていこうよ。
失敗は自分の糧。
失敗することはちっとも恥ずかしいことじゃない。
自分が頑張ったから失敗したんだよ。
頑張った証拠じゃないか。
それを何も考えずにくしゃくしゃポイとしてしまうのはどうなんだろう?
書いた半紙がかわいそうじゃないか?
練習で書いた半紙はキミの一部だ。
せっかくだから最後まで書いてあげようよ。
失敗したから上手になるんじゃないか。
自分で自分のことを大事にしよう。
自分の頑張りを大事にしよう。
自分がうまくできなくて自分のことをイヤになるかもしれない。
うまく書けないからその1枚は好きになれないかもしれない。
でもその1枚は、ちゃんと自分が頑張った証だから
自分の書いたものを大事にしよう。
それは自分の分身みたいなもので。
「こんなのいーや別に」とか言わないで
「おれ、こんなのいらない」とか言わないで、
その1枚はキミなんだ。
その1枚をしみじみ見て、
(頑張ったなー)
(頑張ったけどここがうまくいかなかったなー)
(この部分はいいんだけどなー)
って失敗してるけどできあがったものをしっかりと見てから、
それから捨てたっていいじゃないか。
書いたものを粗末にしないで。大事にして。
その中から1枚くらいは1年くらいずーっと取っておいて。
1年経った後から見るのもいいもんだよ。
自分のことを大事にしようよ。
まとめ。
子どもたちって自分の失敗を直視できなかったり、
自分ははじめから失敗しないと思っている節があります。
そんなわけないのにね。
人は必ず失敗するし、
はじめから上手な人なんかいないし、
下手な自分も悪くないし、
それでも何度も繰り返し練習しないと上達しないんだよ、
という事実も子どもたちに分かってもらえるといいなぁ…
と思います。
今日も秋田市は暑い!!
しょうじ書道教室でした!