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2018冬、書初め(書友社)中1課題解説!

2018冬、書初め(書友社)中1課題解説!

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しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

冬休み明けに学校へ提出する書初め課題、書友社主催の書初めの解説です!

↓中1課題「輝く未来」の解説はちょっと下へスクロール!

※学校によってはお知らせが来ない学校もあります。

※「書初め」には、

・書友社の書初め(学校のもの)

・県立武道館の書初め

・各書道団体の書初め

と、複数ありますのでそれぞれお間違えの無いようにご注意くださいね。

お手本と出品券。

申し込んだ人にはお手本と出品券が届きます。

お手本は、実物大ではない小さい印刷のものが渡されます。

出品券は自宅で保管し、清書が仕上がったら作品に貼って学校へ提出します。

使用用紙。

書初めで使う用紙は「やつぎり」というサイズ。

もっとも小さい条幅です。

6月に実施される席書大会の条幅サイズと間違えないようにしましょう。

それでは解説どうぞ!

中1課題「輝く未来」(行書)。

なんと中1から行書!

書友社さん、今年は責めてますねー(笑)。

中1は、ほとんどの子が初めて行書を書くのではないでしょうか。

中学生が書く行書は、楷書の形に近いものが多いです。

古典を覗くと分かりますが、

文字によって、楷書と形がまるで違う行書体も多くあります。

それでも中学生は初学者ということで、

あまり形が違うものは書かず、あえて楷書に近い形に丸みをつけて書くパターンが多いです。

ポイントとして押さえておきたいことは、

・右上がりを強くする

・四角い文字に丸みをつける

・筆脈を意識する

の3点です。

形は楷書でも、これらをやっておけば自然と行書体に見えます。

それでは中1のみなさん、頑張って書いてくださいね!

「輝」の字、横線は右上がりに、

しなやかな線で書きましょう。

横線を、思い切って右上がりにしてみてください。

「く」の行書、これも書き分けるのに苦労しそうです。

あまり太くせず、起筆を控えめにしてみました。

「く」の元は“久”の字。

「未」もとりあえず横線右上がりで。

2つの払いの起点をずらすのが古典。

「来」の行書は、本来ならば横線3本が主流なのですが…。

まずはこの形で。

横線の右上がり、隙間、大事に書きますよ。

左右の払いの起点をずらし、右払いを止めてみました。

未、来、と似た字が続く場合は、少し変化させますよ。

全体のバランス。

行書の条幅の作品も全体のバランスは、

「漢字大きめにし、ひらがなを小さく」

です。

墨は多めにつけて黒ぐろと書きたいですね。

書く枚数を増やし、慣れることが一番です。

まとめ。


中1のみなさんは初めての行書でしたでしょうか。

なかなか感覚を掴めない人は、とにかく右上がりを意識して書いてみてくださいね。

・右上がりを強くする

・四角い文字に丸みをつける

・筆脈を意識する

です!

あとは慣れなので、書くのみ!あまり考えずにやってみましょうね!

しょうじ書道教室でした!

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