こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
秋休み、日曜日はいい天気でしたね。
五郎丸選手が晴れ男?秋田に晴れを連れてきた?
ニュースを見た限りでは例のポーズは出てませんでしたが・・・。残念(笑)。
成績にこだわる人はたくさん書こう。
土曜日のお稽古では、手形教室に通う子が自分の作品に納得いかず、土曜日の広面教室にきて臨時の稽古。
その子も約束通り朝7時にちゃんと教室にきました。
こういうのは大歓迎です。
展覧会やコンクールなど、締め切りが迫ってきている。
うまく書けない。
うまく書けないときは練習を増やすしかありません。
家で練習出来ないのであれば、別の曜日に、別の稽古日に来て書くしかありません。
うちの教室は『月に4回』とお稽古回数を決めさせてもらっていますが、このように展覧会やコンクールの時、少しでも良い作品を書き良い成績を狙いたい子には「来れるのならおいで」と、臨時のお稽古を認めています。
この手形教室の子は、
努力と結果が結びついていることがちゃんと分かっているし、
努力が全て報われるわけじゃないけど、やらないとうまくならないし・・・とちゃんと理解していますね。たぶん。
1年生のときからたくさんの習い事をしてきて、学年が上がるにつれ習い事を少しずつ減らし、
今は2個か3個の習い事に落ち着いているという6年生。
経験豊富だからちゃんとわかってるのかな。
どうやったら分かってくれるのかな-。
これは子どもによって個人差があるようですが・・・。
『努力した量が成績に反映してくる』
ということがイマイチよく分かっていない子がいます。
いい成績を取った友達にむかって「えーずるいー」とよく分かってない子は言います。
自分がいい成績を取ったとき「今回はラッキーだったー」と言う子もいます。
いい成績を取りたいと言うわりにはあまり書かない子もいます。
もちろん分かっている子は締め切り間際になるとたくさん書きます。
結果がどうなるか分からないけど、今日は書けるだけ書こうかな。
とちゃんと分かって書いています。
この違いはなんだろうなー・・・と。
3年生でちゃんとわかっている子もいるし、5年生でよく分かっていない子もいる。
『たくさん努力した方がいい成績を取る確率が増える』
『努力がすべて報われる訳じゃないけど、少しずつ自分の力になっていく』
このあたりを理解させるのって難しいのかもしれません。
お稽古中はことあるごとにそういう説明はするのですが。
実体験として自分の中になければ理解するのは難しそう・・・。
大人でも。
成績と実力。
目に見える部分と目に見えない部分。
努力と結果。
大人の世界でも、
努力したからといって毎回良い成績を取るわけじゃない、けれども努力しなければ実力はつかない。
実力をつけるには練習するしかない。
たいした量を書いたわけでもないのに「私はこんなに書いている」と思う人。
いろんなパターンがありますね。
この手の話は、
「勝たなきゃ意味が無い」
「楽しんでやりたいのだからガツガツしたくない」
という極論に向かって行くので注意が必要ですが。
大人の場合だと、
「しっかりと努力し実力をつけ成績にもこだわる」
という時期があっていいでしょうし、
「疲れたくない。リラックスするためにものんびりやりたい」
というどちらの時期もあっていいでしょうね。
小学生の場合は「しっかりと努力し実力をつけ成績にもこだわる」という方向でいったほうがいいのかな。
まずそれを理解してもらわないとね。
理解したのならあとは本人が選択すればいいのだけど。
よく分かっていない子も多いから。
ってことで、これを分かってもらうには・・・
どうしたらいいのかなー・・・と最初に戻る。
ちゃんちゃん。
しょうじ書道教室でした。