こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
寒くなってきましたね。
ワタクシすでに指無し手袋にズボン下でございます。
進捗管理は何度でも。
徐々に徐々に終わりが近づいて参りました。
社中展の条幅、小学生の半切作品たち。
名前を書いて、印を押して、表具してもらうために業者さんに回すことを計算に入れると・・・
締め切りまであと1~2回。
ここの教室の子たちは何人終わって・・・
ここはあと何人で・・・
この子にはあと数枚書かせて・・・
来週名前を書いて・・・
と、いつもひとりでブツブツつぶやいております。
全て終わるまで落ち着きません。
うまく書くには大きく練習。
それでも少し気持ちに余裕が出てきたのは、15人ほどは押印までの作業が完了したため。
子ども達に「まだまだ書きたかった?」と聞くと、だいたい首を横に振る。
初めのうちはその大きさに興奮し張り切って書いていくものの。
体力も気力も使う半切作品の大変さ・難しさを感じたのでしょうね。
書く文字が大きくなると字のゆがみがすぐに分かりますから。
字が上手になりたい人は大きく書いて練習しましょう。
半紙に2文字か4文字。
自分ひとりで臨書するときも、無理せず、半紙に2文字あたりから始めた方が良いですね。
大きく書いて、字の特徴をつかむ。
線もはっきり見えますしごまかしが効きません。
小さく書くとどうしても“ごまかし”してしまいます。
大は小を兼ねるのです。
半紙に2文字でも上手く書けなければ、半紙に1文字。
線が命!
それでもダメなら線のみの練習。
横線ばかりを半紙に書く。
太い横線、短い横線。
右上がりの線、平行に連続した横線、ふせ。
書こう!よこ
それができたら縦線。
止める線、抜く線、そらせる線・・・。
曲げる線、内向き、外向き・・・。
基本の楷書は線の組み合わせ。
線が決まると断然違って見えてきます。
いまいちど、ご自分の書く線の確認を。
しょうじ書道教室でした。