こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
今日から4月、春休みもあとわずかですね。
「春休みって、たいくつーーー」
基本の繰り返し
春休みは充電期間のような雰囲気。
子ども達も家庭学習を済ませばあとはのんびり・・・でしょうか。
親の立場で言うと、いままでの復習や基礎の繰り返しなどをやって欲しいところですが・・・春休みののんびりムードに「まあ、いいかな」と、流されてしまっています。
最近みつけたこちらの記事、
「パレオな男」より、
勉強したことを確実に頭に定着させる「過剰学習」テクニック
というものですが、要約すると
「もう分かったからいいや」
で終わらずに、
「全部覚えた!分かった!けどダメ押しでもう一回やっとく!」
ぐらいの方がしっかりと定着し、効率も良いとのことです。
無意味なような繰り返しがキク!!
単純計算の繰り返し→100マス計算
何度も繰り返し書いて練習→新しく覚える漢字の練習
そして習字でも同じ文字を繰り返し繰り返し練習させます。
ほどほどにできていても、妥協せずに細かい所を直していきます。
私自身(ここまで言わなくてもいいかな?)と思うこともあるのですが、やはり繰り返し繰り返し書いているものの方が最終的な出来映えが違います。
このあたり、経験的には分かっているものの、上手く言葉で説明できなかったのですが上記の記事を見て深く納得。
ほらね。龍文先生いつも言うでしょ!
「失敗しても捨てないことーー!!」
うまい/下手、よりも何度も繰り返すことが大事なんだよ!
はいそこ!勝手に捨てない!間違えても持ってくる!
見て書けるのは当たり前!
習字・書道ではお手本を見て書いて練習していきます。
・お手本を見る
・真似して書く
みなさんこの段階からスタートします。
この段階では、
・どのくらいお手本から読み取れるか
・どのくらいお手本を再現できるか
ということを習得しています。
そしてほどほどに書けるようになってくると、「はい清書」となってしまい終了します。
この段階で手一杯な方も多いでしょう。
それでも十分なのですが。
心の中にはこの言葉を!
本当は、さらにここから
「お手本を見なくても再現できるか」
という真の問題が立ちはだかるのです。
清書が終わったものですから、ついつい新しい課題に手が伸びてしまう。
精一杯練習し、清書にする。そこで終わる。
毎月の課題、それでいいんです。
しかし習字・書道を習っている皆さま、さらなる飛躍のために・・・さらなる進化のために!
お手本を見てうまく書けるのは当たり前
ということを心の中に忘れずにいてください。
真の目的は
お手本を見なくても書ける
ことです。
ここの部分を忘れずにいれば、周りの人よりも一歩二歩先を行けるかもしれません!
(JR東日本「ノーザンステーションゲート秋田」のチラシより)
毛筆でもペン字でも。
「わたしって何も見ないでどれだけ書けるのかな?」
という意識が大事!
意識を変えることが第一歩!
ここが書かなくても習字・書道が上達する秘訣です!
嘘言ってないよね?
大丈夫かな?(笑)
しょうじ書道教室でした!