“力”と入力すると、漢字の力も、カタカナのカも全く同じ。
こんにちは。
秋田市のしょうじ書道教室です。
漢字は苦手?得意?
みなさん、漢字は苦手ですか?
私はどちらかというと好きな方です。もちろん仕事柄もあります。
文字の形も面白いし、意味も含まれている。
古代の文字も見ていて面白いし、その歴史も深い。
難読漢字や漢検1級まで行くとちょっとやりすぎ感はありますが・・・。
四字熟語も萌えます(古い)。
知らない四字熟語の意味を調べたりすると時間を忘れます。
小学生のみなさん、漢字は好きですか?
漢字、苦手~!!
でも、漢字が苦手な人はいますよね。
習ったばかりの漢字や熟語ならともかく。
いつでも、スラスラと出てくる人は少ないのかも。
私も、仕事柄、手元に辞書が並んでいるせいかなかなか出てきません。
(あのことはあの辞典、あれはあっちの字典・・・調べりゃいいし・・・)
という感じなので、忘れることも多いです。
それでも、一般の方に比べると分かる方なのかもしれません。
年がら年中漢字と向き合ってますからねー。
旧字体とかもだいたい読めます。
この旧字体といまの字体を比べて、
ここがこうで、こう省略されているのかー・・・、とか。面白いですよ。マニアック。
でも、こういうのがあるから、なおさら漢字苦手!になっていくのかな。
面白いんだけどなー。
小学生の漢字
習字を習っている子のなかで、漢字、苦手!と思っている子はどのくらいいるのかな?もしかしてうんと少ないんじゃないかな?と思います。
習字では、漢字は1画1画、しっかりと書かせます。
ここはこう!この場合はこう!
「日」はこっちが出て、
「口」はこっちが出るよ!
(足の出る場所・方向)
と細かいところまで指導します。
初めて習字を体験する子にとっては、
「そんな細かいところまでやるの?!」
と驚くかもしれません。
しかし漢字の学習で、後々大事になってくるのがこういうところ。
細かいところが大事!
なのです。
これから習う漢字、新しく習う漢字を、
なんとなーく、
フワーッ、と
覚えるからよく分からなくなるのです。
画数の多い字でも、分解していくと割りと単純。
ちょっと脱線
もともと漢字は
「設文解字建首五百四十部」
といって、540の部品から成り立っていますよ、というところから出発しています。
この540個の部品で、総数約20000字とも30000字とも言われる漢字の全てを書き表すことができる、というのです。
とはいえ、現在よく使われる漢字、常用漢字は2000字ほど。
小学校で約1000字、
中学校でもう1000字、
くらいでしょうか。
なので漢字の部品も100ほど覚えればだいたい書けるんじゃない?(最終的には予想ですが)
脱線おわり。
部品の組み合わせ
漢字は部品の組み合わせ。
部品を覚える。
イメージしやすい部品を覚える。
そのイメージに、意味や使い方を紐付けしていく。
習字をやると部品が分かる。
部品の意味が分かる。
習字をやると、漢字の苦手意識もなくなるかもしれません!