秋田市のしょうじ書道教室です。
今日の日の出の時刻は6:11だそうで、そりゃ暗いわけだ。
これが1ヶ月後になると6:45くらいになるそうで。
12月21日が冬至で、この日がもっとも遅い日の出になるかと思いきや。
1月5日がもっとも遅いんですって。この日の日の出はなんと7:05。
日の出、日の入りが最も早い日、最も遅い日
こちらのサイトからお借りしました。
日にち 日の出 南中時刻 日の入り 昼の時間
[時間]日の出が最も早い日 6/15 04:16:01 11:39:44 19:03:27 14.791 夏至(昼の時間が最長) 6/22 04:16:41 11:41:09 19:05:37 14.815 日の入りが最も遅い日 6/29 04:18:47 11:42:33 19:06:19 14.792 日の入りが最も早い日 12/9 06:53:33 11:31:54 16:10:15 9.278 冬至(昼の時間が最短) 12/22 07:02:26 11:37:54 16:13:22 9.182 日の出が最も遅い日 1/5 07:05:59 11:44:26 16:22:53 9.282 南中が最も早い日 11/2 06:13:06 11:23:11 16:33:15 10.336 南中が最も遅い日 2/13 06:41:02 11:54:02 17:07:02 10.433
ちなみに冬至は“昼間の時間”がもっとも短い日。じゃあ“昼間の時間”って?
この昼間はいわゆる「お昼ご飯」の“昼”ではなくて、
日の出から日の入りまで、太陽が出ている時間全部をいう。この“昼間”ってのは気象用語らしい。
冬至は、昼間の時間が1年でもっとも短くなる日だからといって、日の出がもっとも遅い日というわけではないんだね。おもしろ。
さきがけ展、一般部。
写真は順不同です。
さて、一般部。
一般部はニハチ(大きい条幅)と半切(小さい条幅)の2部門があります。
そしてそれぞれ「創作部門」と「臨書部門」があります。呼び名は少々違うかもしれない。
学生部のほうでも触れましたが、少子高齢化&書道人口減のため、
展覧会に出すような人はどの人もそこそこ書ける人たちばかりなのであります。
なのでよっぽどのことがなければ「落選」は無い。まったく無いというわけではないけど。
落選者数をどうやって割り出すかというと、
新聞に載る、出品点数-入選+入賞点数で計算すれば出ます。私は計算していませんが。
一人で2点まで出品できるので誤差も出るでしょうが・・・落選の人はそんなにいないんじゃないかなあ。
だから全体のレベルは高い。作品もまとまっている。書道をやる人が少なくなっているから展覧会に出す人の実力は手堅いというね。
私の教室の大人の生徒さんも何人かチャレンジしています。
毎年必ず出品するという方もいますし、今年はちょっとやってみようかなというマイペースな方もいますし、今年初めて!きゃーどうしよう!みたいな方もいます。
展覧会出品のメリットは、
それはやはり“作品作り”の感覚を磨けること。
書道教室で行う様々な練習は、
「上手な文字を書けるようになる」というところに主眼はおいていないのです。それはついで。やっていれば上手にかけるようにもなります。
実のところは、
『書作品を作る』
これが主眼であり目的であります。
書作品を作る道筋の上に、
ノーマルないわゆる「上手な字」もあるし、癖字のような古典もあるし、今は使われていない書体を学ぶこともあります。
手書きのモノすべて、“書作品”となり得る。・・・と言えなくもないような。
まとめ。
最後に私の作品(爆)。
文字にゆとりがない。ふところが狭い。小さくまとまりすぎている。
4等で妥当ですね。やっぱり。
秋田県の問題は山積み。
少子高齢化、人が少ない。人が少なければ経済は滞る。コロナやばいとかいってる場合じゃないぞ殿様よ。
No Title
あと20年後に秋田県で消滅しないと思われる自治体は大潟町だけなんだけど、東京から来るなーとかまだ言ってる秋田県民は知ってんのかな。県自体が夕張になるんだぞ。少なくとも知事は絶対わかってない。https://t.co/6vIDSraOR9
人の数=経済。人の数=景気。
経済活動が弱まれば趣味に時間を割く人は減る。書道人口も減る。
私だって生活に余裕があれば書道やってみたいけど・・・、という方は多いと思います。
優先順位はどうしたって生活基盤を守ることが第一。わずかに子どもの習い事としての居場所が存在する。それで助かっている。
さきがけ展の記者さんに取材されたときに、
「いまの時代は娯楽も習い事もとてもたくさんありますが、その中で書道をやるということはとても大変ではありませんか?」
という雑談が出ましたが、
全くそのとおりで、
ただでさえ少ないパイを各方面が取り合いしている状況です。
(人口減⇔増える娯楽・習い事)
そんな中、書道教室に来てくださる方には本当に感謝しております。
逆に、スマホに触らずテレビも見ず、机に向かって黙々と文字を書くということが貴重なことになり、精神的にもかけがえのないことになっているのではないかなと思っています。
書道には人の心を豊かにする可能性をまだまだたくさん秘めておりますが、
いかんせん少子高齢化という大きな壁が立ちはだかっております。
秋田県は少子高齢化が世界一の早さで進んでいます。今回このコロナ騒動でこれはさらに加速するでしょう。
秋田の未来を1年でも長くするべく、
日々の学びを大切にしましょう。
しょうじ書道教室でした。