こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
師走はやること盛りだくさん!
ここ数日は書初めをまとめつつ、12月課題を出品準備。1月号が届いたのでみんなに渡す準備をする。昇級をチェックして写真版をチェックして。月謝袋を用意して。
ご存知の通り取材などもあったものだから(←なんだかかっこいいな)これら通常業務は押しに押して。
ここではたと気づく。
「あ、自分の課題を書いてない!」
昨日のうちに12月課題の出品準備並びに1月号お渡しの準備を済ませ、今日は自分の課題書き。
楷書は重要。
忙しいときにはすべて重なるものですね。忙しい忙しいで自分の課題は後回し。あまり書かずに課題を出品することもしばしば。しかし、こういうときでも「楷書」だけはしっかり書きたい。
時代を遡れば甲骨に刻まれた文字が漢字の赤ちゃんであるわけで。そこから漢字は篆書、そして隷書へと成長していく。
漢字という文字は時代がすすむにつれ形を変え、楷書・行書・草書という3つの書体としてひとまず最終形態となる。
書体の変遷でいけば末っ子であるはずの「楷書」が、書道で最も重要視されるというのも不思議。
不思議なのだが、書道で基本の楷行草をやるならばやはり楷書は最も重要な書体となる。
最も重要なこの書体の修練はいつでも外せないのです。
まとめ。
ということで、どんなに忙しくとも「楷書」だけは枚数を多く書いて鍛えておきたい。
逆を言えば常に楷書さえ枚数を書いておけば他の書体はいつでもカンを取り戻せると言える。
なので、何はともあれ楷書を書いておこう。
しょうじ書道教室でした!