こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
子どもの社中展作品制作。
夏くらいから取りかかってきた、わが教室の社中展(発表会)作品制作。
こちら、かなり大詰めであまりバタバタすることもなくなってきました。
それでもまだ少しあるかな。
こういうイベントのときっていうのはやはり、こちらとしては
「気合い入れるぜ~、やるぜやるぜ~」
と鼻息荒く子どもたちが来るのを待ち構えているわけです。
指導者として“絶対に良い作品に仕上げてほしい!!”と思っているので、
それはもう子どもたちにがんばって欲しいと。
なので教室の雰囲気としてもいつもより「ちょい厳しめ」な感じにしていたんですよね。
まあ自然とそうなるというか。
私も基本的に子どもに甘いもんで、緩い雰囲気に向かうといくらでも緩くなってしまって。
でも社中展作品制作となると、大きい会場にババーンと作品が飾られるわけですし、
親御さんおじいちゃんおばあちゃん含め400人500人と人が見に来てくださいますので、
そりゃ下手な作品は出せないわけで。
肩に力入れてやや厳しい雰囲気にしていたわけですよ。
子どもの世界は別世界。
それが子どもたちに伝わるか伝わらないかというところは、はたしてどうだったのかというと。
子どもにゃ全く関係ないわけで。
大人のみなさんですと、
いま進行している状況とか、教室の雰囲気とかで、空気を読んでくれて、
「あ、ちょっとがんばらなきゃいけない時期なんだ」
と察してくれるところもあるでしょうけどね。
子どもの生活にはなーんにも関係ない。ああ関係ない。
子どものスイッチは気まぐれ。
大人がその場でどうこうできるもんじゃない。
子どもはいつも、
「目の前にあるもの」から
「すべて全力で」取りかかる。
あとでアレやるからちょっとセーブしようとか、無いんですよ。
きっと子どもに効くのは、
プレッシャーを感じさせない程度のゆるーい“洗脳”。(笑)
たぶんねー。
武田双雲という人物。
そんな私の第六感(?)が働いたのでしょうか、
(最近カリカリしてるなー)と思いこんな本を注文していました。
武田双雲にダマされろ~人生が一瞬で楽しくなる77の方法
「子どもといること」がもっと楽しくなる 怒らない子育て
ポジティブの教科書 ― 自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則
みんなご存じ武田双雲先生の著作。
私、武田双雲さんと同い年。
この方、書く文字は置いといて(置いとくのか)、
「自己プロデュース」の力がすごい。
映画タイトル文字の揮毫から、TV出演、習字書道のハウツー本から、自己啓発本、子育て本・・・。
自己の教室も繁盛し、生徒さんも多数。
著作はなんと100以上。
すごいですよね。これはすごいですよ。
まとめ。
今回、はじめて彼の著作を3冊読みましたが、その思考も独特。
ちょっと普通じゃない(褒め言葉)。
私は同い年ですが逆立ちしてもこうはなれそうはありません。
書道界内ではわりと叩かれているイメージで、
彼のことを厳しい目でみる方も多いですが、私はそうは思わない。
良いとか悪いとかじゃないです、彼。
規格外というか、予想がつかないというか。あなた、彼のマネできます?
今の書道の閉塞感を破るヒントが、彼の膨大な著作の中にあるのかもしれません。
でも彼の本、ちょっと“自己啓発臭”が強くて本を手に取りにくいんだよなー(笑)。
また読むかもです。
しょうじ書道教室でした!