こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
説明は何度でも。
同じことを同じ子に何度でもします。
分かるまでくり返し説明します。
別に怒ったりはしません。
「また同じく書いたな〜!」
「ここはこうで、こう書くよ!」
「また練習してごらん!あと3枚!」
ってなもんです。
↓これは子どもたちに説明しながら書いているもの。
1回言っただけで覚える、なんてまずないんです。
覚えなくて当たり前。
何度も言うのが当たり前〜。
ちょっと字が歪んでいるのは、
子どもに向かって、逆さまに書いて説明しているから。
先生、逆さまに書いても上手いんですよ(笑)。
同じ説明を、同じ子に。
同じ学年で同じ課題を書く子が5人いれば、
5回同じ説明をする。
そうすると5人目の子は5回の説明を聞いている(はず)。だからさすがに覚えるかもしれない。
高学年の課題はさすがに逆さまには書けないけど。
(いや書こうと思ったら書けるのかも)
説明は、これでもかこれでもかとやる。
「センセー、それこないだ聞いた〜」
なんて言ってきたら御の字。
声はガラガラ。
(この字が苦手かな?)
と思えばその字1つだけを5枚書かせたり。
くり返しくり返し。
そのくらいでやっと頭に少し入る。
少し。それだけやっても少し。
来週になるとまた忘れてる。
でもいいんです。
それが当たり前ですからね。誰だってそう。
喋りっぱなしで声はガラガラ。
まとめ。
「相手が覚えるまで何度でも」
これは小中学生を指導する基本かなーと思っています。
・マジメにやらない
・話を聞かない
・覚える気がない
とかは小学生はほとんどないんですよ。みんな一生懸命。
一生懸命やっても、うまくない。
一生懸命やっても、できない。
これが当たり前なので、こちらはただひたすらくり返しくり返し説明して、練習させる。
みんなちゃんとやっています。
親や大人は、
「そんな簡単なことも」
って思うんでしょうね。
違いますよ。みんなちゃんとやってるし、頑張ってる。
それでも書けない。できない。
本当に少しずつ上達するんです。
千里の道も一歩から。
コツを掴むまで、くり返しくり返し。
コツを掴んだらそこから成長は早いですよ。
小1からやってて、
少しずつ上手になって、
小5くらいで格段に上手くなる!
っていうのは習字ではよくある話です。
気長に続けてみてください。
しょうじ書道教室でした!