前回はすずりをご紹介しました。裏面と表面、使い方は自由なのです。
さてお次は下敷きです。
書道セットには下敷きも入っています。
しかし、たいてい無地の下敷きではないでしょうか?
罫線が入って、とても便利
罫線が入っている下敷きがとても便利です。
左が書道セットに入っている無地の黒い下敷きです。
右がうちの教室でおすすめしている白地に黒の罫線が入った(よく見ると茶色ですね)の下敷きです。
習字は基本的に半紙のど真ん中に課題となる本文を書きます。
そのときに無地の下敷きだと、なかなかど真ん中に字を書くことが難しいのです。(半紙を軽く折り目印にする方法もありますが、新しい半紙にするたびに折るのは面倒・・・)
このサイトでは字を書くところまでやれるのか今は(2014年時点)未定ですが、このサイトで遊んでいるのであれば、きっと文字を書く練習もするでしょう。
文字をバランスよく書くには罫線入り下敷きがとても便利です!
罫線入り下敷きを使えば、下敷きの上に半紙をおいたときにうっすら罫線が見え、半紙の中心・四分の一の場所、などを教えてくれます。
文字を書くときに、罫線を頼りにバランスよく書くことができるのです。
ですのでここは罫線入りの下敷きを用意しましょう。
黒地と白地
さて、罫線入りの下敷きですが、
- 黒地に白線のもの
- 白地に黒線のもの
と2種類、あるようです。
おすすめは、白地に黒線のものがいいでしょう。
このように
罫線が見えますので、字を書くときに大変便利です。
黒地に白線のものも使ったことがありますが、半紙を置いてみると・・・
罫線が見えないんです。
よっぽど薄い半紙なら見えるのかもしれませんが、うちの教室で使っている半紙を置いたときは見えませんでした。
まとめ
《子どもなら》
・書道セットに下敷きが罫線入りのものなのか見てみましょう。
・罫線入り下敷きでなければ、白地に黒線のものを準備しましょう。
《大人のかたなら》
・白地に黒線の、罫線入り下敷きを準備しましょう。
次回は文鎮です。
1-7.文鎮
あまり大きなポイントはないかもしれません。いろいろな形を楽しむのもいいんです。