こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
昨日の夜は寒々とした雨が降り。
今日の降水確率も60%。
そして土日は雨・雪マーク!
来た!冬将軍が来たでー!
幼児期~学生。
とまあ、天気のことはおいといて。
今後、未来の習字・書道は「手書き」全般を広くカバーしていくべきかな?なんて思い。
ひとくちに『手書き』と言っても、具体的にどんなものがあるのかな?と考えてみました。
手書き、大集合~♪
幼児のとき。
幼児の時期といえば「運筆」。
書くことに興味が出てきたら、初めはとにかく自由に書かせたい。
書く→楽しい
の印象づけが最も大事かな。
この時期に「ああして」「もっとこうだよ」とか厳禁。
なんでもOK!全てOK!子どもの初体験に悪いなんてことはありません。
はみ出ても、ルール外でも、なんでもいい。というかどうでもいいです。
楽しそうに紙に向かって書いていればそれで十分。
飽きずに何ヶ月か続いているなら、そろそろ持ち方を。
うちのサイトでも
準備運動
など、無料プリント置いてあります。龍文オリジナル。
筆圧がつくように練習を。
しかし、この「鉛筆の持ち方」。
5~6歳くらいから始まり、今後、字を書くときにはほぼ永遠につきまとう命題中の命題。
うまく書けない
↓
字を習う
↓
やっぱりうまく書けない
↓
それ、持ち方も直さないと
↓
持ち方直すのはイヤ
↓
なかなか直らない
↓
うまく書けない
↓
字を習う
みたいなループ。
幼児期は慎重に、あまり過敏にならずに正しく導入したい。
でもなぜか子どもって好きなように持ちたがる。
ここホント不思議。なんだろうか。
幼児期・就学前なら、少し太めの筆記用具で書かせてみて下さい。
鉛筆なら太めのものを。
塗り絵も太めのクーピーなど。
少し指の力をつけたいところ。
筆圧は強めでもこの時期は仕方なし。
筆圧が付いてきたかな?と思ったらひらがな練習に取りかかるといいのかな。
就学後。
幼児期にしっかりと筆圧をつける練習をしたら今度は筆圧をちょうどよく加減する練習を。
そしてひらがな・カタカナ、数字の練習。
小学校に入ると基本は「鉛筆・2B」なわけですが。
お家で使うものは4Bなどでもいいと思います。
鉛筆の芯は柔らかい濃いもののほうが書きやすい。
ただノートなどが汚れやすいという欠点もありますが。
あとはなにげに見逃されているのが鉛筆の品質。
品質が悪いと芯の材質が悪くなりジャリジャリと不快な感触がするものも。
三菱鉛筆、サクラクレパス、トンボあたりの名の通ったものが無難です。
持ち方矯正のグッズは多種多様。
効き目があるのかちょっと疑問も残りますが。
じつは、正しい持ち方、上手に書ける持ち方には、
「1本がけ」と「2本がけ」があるんです。
私は2本がけ派なのです。
1本がけでなかなか持ち方が直らない子には2本がけを試してみるといいのかも。
先に出した「持ち方矯正グッズ」は全て「1本がけ」前提です。
しかしその子に取ってベストなのが「1本がけ」なのか「2本がけ」なのか。
本当は「2本がけ」のほうが持ちやすいのかもしれない子どもに、「1本がけ」の矯正をしても、
「書けないよ~」
と投げ出してしまう。
なのでこれら矯正グッズも善し悪しです。
持ち方の基本。
「指は3本仲良く」
「先っちょは前」
です。
鉛筆もペンも小筆も。
先っちょは前に出す。
これ基本。
力を入れすぎずに、指が少し動くくらい。
しっかりと付けた筆圧を今度はうまく調節する練習を。
丸をグルグルと書くのもいいですよ。
無料プリントにもついています。グルグル。
長くなってきたので今日はここまで!
続きはまた明日~。うまく連載できるかな?
しょうじ書道教室でした!