こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
久々の更新!
けっこう間が空きましたねー。
秋田だけに。
秋だけに。
さむ。
基本は横線。
ただいま、我が教室ではさきがけ展の練習、真っ最中。
今年は半紙部門のみ。
条幅部門もありますが、今年はうちの教室からは出しません。来年かな。
小3の半紙課題、「水玉」。
これなんか、モロ横線(?)。
参考手本&動画をinstagramにアップしなきゃなー(予定)。
子どもたちに書かせると形はだいたい整えてくる。さすが。
でもまだまだ不安定。
不安定だし、線が弱い。
なので、こんな風に書かせて説明する。
まっすぐの線が、
本当にまっすぐか?
“ふせ”するところだけで
ちゃんと“ふせ”しているか?
(“ふせ”じゃないところが“ふせ”になっていたり!)
書いているときは夢中になってしまいます。大人も子どもも。
「自分でチェックする癖をつけようね!」
と。
机の上だと、書いてる本人も夢中なのであまり気付かないんです。
これは大人の生徒さんも一緒ですが。
少し引いた目線で自分の作品を見るのが大事。
小5の「星ふる夜」でも、
星の、
お日様のバランス。
(ぺったんこな横長の日になってない?)
生の、
横線の強さや、
“まっすぐ”と“ふせ”の書き分け。
こうやって壁に貼ると客観的に見られるのでおすすめです。
“ふせ”じゃないところでも“ふせ”になってしまっているパターンとか多いです。
あなどるなかれ。
習字や書道では、横線は基本中の基本なのでわりと簡単に書けてしまいますが、
長いのか短いのか、
“まっすぐ”か“ふせ”か、
太いのか細いのか、
あらゆる横線を完璧に書こうとすれば、これはハイレベル。
ここらへんを頭で理解して書いていくとひとつ上のレベルで書けるようになりますし、
ちゃんと書き分けできると、
今回のようなコンクール等、
さきがけ展では3等以上の賞が狙えます。
まとめ。
ということで、横線だって完璧に書こうとすれば3〜4年かかるんだぞ、というお話。
「横線3年、縦線5年。点を書くのは10年かかる」
と言ったのは、かの村上三島先生でしたでしょうか。
1つの線で、それだけ書き分けられるし、色々な表情を出せるのです。はい。
枚数書かなきゃいい作品にならないのは、大人作品も子ども作品も同じです!
長い目で見て練習しましょ。
しょうじ書道教室でした!
おまけ。
「大駱駝艦」というグループさん。金粉ショーの様子。
先週土曜日、9月8日に秋田市大町でやっていた、
「踊る、秋田」の“舞踏”のイベント。
私は初めて見たのですがこの衝撃。
ぶっ飛んでますね。
初めは呆気にとられていましたが、いつの間にか魅入っていました。
不思議で強力な魅力!
これひとつで、記事が書ける。けど写真が強烈で使っていいもんかな…。
(こういう映像が嫌いな方もいらっしゃるでしょうし)
習字・書道も負けらんねぇ!