こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
週末は雨・・・ですか?今のところ天気予報は50%。微妙。
時間配分がうまくいけばいいんだけど。
席書会も終わって、みんなに「うまく書けた~?」なんて聞いております。
学校によって本当に様々で。
“半紙だけの人”
も
“条幅と半紙の人”
も、制限時間が同じだったり。(そりゃないぜ。)
時間無制限だったり。(これはラッキー。)
某小学校では、開始当初は、
「何時まででも大丈夫です」
といわれたので、条幅をじっくり書いていると、
「やっぱり、〇時〇分までとします」
と急に変更されて、大慌てで半紙を仕上げた、とか。聞きました。
大変だったねー。
そして今回、席書会に参加した5年生(課題:元気な声)が学校の先生からこう言われたそうです。
「“気”のメのところ、ちゃんと中に入れて書きましょう」
ですって。
あー。
それねー。先生いつも言ってるよねー。
横線三本の真下には書かないんだよねー。
ちょい左よねー。
大丈夫。あなたが正解。
うむむ。困るな-。
気の書き方。
気の、气とメの場所の関係。
これは調べるまでもない・・・とは思わずに毎回ちゃんと調べましょう。
それが覚えるコツ。ということで再度確認。
おなじみの字典達に来てもらいましょう。
字典達、カモン!!
文字の書き方 (講談社学術文庫)
まずは青本。
はい、横線三本の真下ではないですね。
現代書道字典
そして赤本。
常用漢字書きかた字典
茶色の本。
新書源
書道の白黒本。
米→メ、に変化しています。でも、米も場所はやや外。
唐楷書字典
梅原本。
自然な形が美しい。
いかがでしたか?
というか、これは基本中の基本。
横線に、「はらい」やら「そり・はね」みたいなのがくっついていて、
その下になにか入るとしたら。
その中身は、避けるように自然とずれるでしょうに。
今回は学校の先生の勉強不足。
それでも5年生の彼の書いたものを実際見ていないのでなんともいえませんが。
少しずらすからバランスがよくなる。自然に普通に見える。
(画像を加工)
真下に書いたらおかしいでしょーが。不自然でしょーが。
普通なんです。自然なんです。
しょうじ書道教室でした!