こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
さて、最近発売された、
雑誌『墨』257号、特集「蘭亭序を楽しむ」ご覧になられましたでしょうか?
蘭亭、臨書するのかしないのか問題。
最高難度にして最高の美しさと謳われる蘭亭序、
先人たちも
「蘭亭は臨書するもんじゃねえや。ありゃ観るもんだ。」
と言わしめる。
やればやるほど“ああは書けない”と分かる。
臨書する手が止まる。
なので臨書しなくてもいいです。
とは言いませんよ!
臨書しましょ!
シロウトのうちにバンバン臨書しましょうね!!
どう書いてもそうはならないと分かっているのなら(笑)、
バンバン臨書して大いに楽しみましょう!
だって、やっぱり格好いいもんなー。
こういうのはバカになったほうが得よね。
早速書いてみた。
ということで、書いてみました〜♪
星弘道先生の臨書!美しい!
私の臨書!
「觴(さかずき)」が窮屈!でもいいんです!
芸術新聞社さんより出版、雑誌『墨』257号、特集「蘭亭序を楽しむ」より、 「流觴」書いてみました。 (フルバージョンはアーカイブへ) 觴とは”盃(さかずき)”のことですねー。 雑誌の中の臨書コーナーへ出品してみましょう! 本屋さんへgo! #秋田市,#書,#書道,#習字,#子ども,#小学生,#才能,#ライフワーク,#向上,#成長,#日本文化,#教養,#墨,#墨257号,#蘭亭序,#芸術新聞社,#流觴,#漢字,#kanji,#生きがい,#ikigai,#japaneseart,#akitacalligraphy,#akita,#handwriting,#shodo,#design,
30 Likes, 0 Comments – Fumito Shoji 東海林史 (@fumitoshoji) on Instagram: “芸術新聞社さんより出版、雑誌『墨』257号、特集「蘭亭序を楽しむ」より、 「流觴」書いてみました。 (フルバージョンはアーカイブへ) 觴とは”盃(さかずき)”のことですねー。…”
はい次!今度は6文字!
そして私の臨書!
どうですか!
「咸」の伸びやかさが足りず、
「集」のふるとりが窮屈!
https://www.instagram.com/fumitoshoji/p/BvaffI5H2KL/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=bsp4j24mcb6k
星先生の足元にも及びません!
くっ…心が折れそうだ(涙)。
大事な大事な臨書。
臨書はやらなきゃいけませんよ。どういう理由でも。
特に私のような書塾やってる人間は、
日々「書写体」に侵されてますから。
書写体ばっかりやってると、
だんだんと文字がつまらなくなる。とても平凡になってしまう。
書道ってのは変化に変化を重ねて、作品になってますからね。
「整えて書く」書写とは真逆といえば真逆。
私が書いた「流觴」の流だって、右足長いでしょ?
書写体は長くするのが自然なのです。
でも蘭亭序の法帖(黒地に白い文字)はそんなに長くないでしょ?星弘道先生のもそんなに長くしてないでしょ?
そういうことなんですよ。
前後の文字とかで長さはいろいろ変わる。
臨書は自分の解釈で全然OK。
ということで、臨書は自分の中にいろんな文字をインストールするようなものなので、
やらないよりはやったほうが絶対にいい。
なので臨書は自分の解釈でドシドシやりましょう。
楽しいんですよ、臨書。
ときどき自己流の臨書をしていて、
「この法帖の特徴はこうじゃない」
と言ってくる先輩…みたいな話がありますが、
そうは思っても言わないでくださいよ、先輩。
臨書するだけいいじゃないですか。
書道を結構長くやっている人の中でも、
・臨書全くやらない人もいます。
・法帖買わない人もいます。
・字典買わない人もいます。
先生からもらったお手本を書くことが臨書だと思ってる人もいます…。
お手本臨書、各先生にもよるかな。
その法帖をイチから説明してくれる先生ならいいのですが…。
“今月だけやる手本”として渡す先生もいますよね…。
「アンタ次の臨書はこれやりな」
10枚20枚とまとめて下さる先生のお手本は信用してもいいかも。
好き勝手言ってゴメンナサイ。
まとめ。
ね。だから、
臨書やるだけいいんですよ。
私個人の考え方ですけどね。
形臨だけでもいいし、
いきなり意臨でもいいし。
自主的に臨書をやっていたら、褒めてあげてくださいよ、先輩。
うちは褒めて伸ばす教室なので(笑)。
私なら自己流臨書をしていたら超褒めちぎります。
結局、自分であれこれ悩みながら書くことが大事でね。
先生のお手本は解釈の大きな手助けになるけどさ。
やっぱりそこは自分なんです。
法帖の不明瞭な部分とか、
書き順とか、
いっぱい悩んで成長する。
苦労しないと身につかない。
これ、最近のワタシなんですが(汗)。
できる範囲で頑張りましょう。
まずは『墨』と法帖買いましょう!
しょうじ書道教室でした!