こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
昨日、金曜日の手形教室に無料体験の子が来てくれました。
保戸野小と牛島小の1年生の元気なメンズ。1年生かわいい。
遠いところまでわざわざありがとうございます。
ゆっくり時間をかけて決めてください。
習字の先生がいない地域、ってのがあるのでしょうね。空白地域が。
習字の先生をやりたい方はそんな地域を探すとチャンスかも。
指導者修行、やりませんか?
さて。
習字・書道をやることのメリットにはどんなものがあるだろうか?ということには普段からアンテナを張っていますが。
子ども達の場合。
科学も証明。日本の漢字教育が育む、子供の心と高い知能指数
例えばこちらのリンク。
幼児が早々に漢字の読み方を覚えてしまったよーという話。
この記事、少し短絡的なところもあるのですが。
「意味がくっついた記号」である漢字は幼児でも覚えやすいのでしょうね。
というかこういう丸暗記は小さい子たちのほうが得意ですよね。
山手線の駅名をつらつらと暗唱していく・・・みたいな。
知能指数とどう因果関係があるのか知りませんが怪しいのですが。私の立ち位置はあくまで中立。
因果関係と相関関係とごっちゃにしないように。
それでも、
・音を表し
・曲線で書かれている
ひらがなよりは
・意味がくっついている
・直線的に書かれている
漢字というのは覚えやすく便利です。
だからといって小学生の漢字を幼児が覚えたところで、あまり役には立たないような気も。
漢字というのは、イメージで関連づけて使うものですし。
漢字単体で使うことは多くなく、熟語や慣用句など組み合わせの多さなどで真の力を発揮するというか。
ひとつの漢字にいろいろな意味が含まれているあたりが面白くて。
それでも覚えられる漢字は学年を越えて、とっとと早めに覚える方が絶対にいいとは思います。
漢字を詳しく知るということは、ボキャブラリーが増え、表現が広がり、文章の理解が進みます。
大人になっても。
脳をハイパーにする”手書き”のスゴさ
成長してからも、大人になってからも手書きは大事。
何か考えをまとめる。
効率よく仕事をする。
下書きをする。
メモを取る。
手書きは頭の中を整理整頓するのに抜群のツール。
実際に手を動かすというのは、考えているよりもずっと自分を賢くしてくれる。
スマホに入れてある多くのメモ。
そのメモだけで発展しますか?
メモを見ながら一度紙に書きませんか?
ブレインストーミングやロジックツリー。
これらをスマートに行うソフトやアプリもあるようですが手書きにはかないません。
おうちの家事やら行事やら、「やることメモ」をホワイトボードに書いておくだけでもだいぶ頭の中はすっきりと。
シニアの方なら。
私たちシニア予備軍も含め今後気を付けたいのは「スマホ認知症」。
スマホに触る時間が増えると認知症に近づくんだとか。
不安を煽る、「不安商法」のにおいも多少しますが(笑)。
「デジタルデトックス」という言葉もありますし、少しスマホから距離を置くことは必要なのかなと。
もともと手書きそのものが脳をフル回転させる人間の高度な機能。
原始の人間を進化を見れば、火を扱い、道具を作り、道具を使い、絵を書き始めた(あまり詳しく知りませんが)。
さらにここから文字の発生は紀元前1000年あたり、殷の時代とも言われています。
道具を使って何かを書くのも高度だし、
意味のある記号として文字を使うことも高度。
もともと字を書くというのは「とても難しいこと」なのです。
現代は究極までに効率化され、5歳くらいから書くようになっていますが。
脱線しそうなので話を戻しますが。
シニア予備軍の私達はとくに、手書きをすることが逆に脳を鍛え活動的な日々を過ごすのにも大事なことなのかなと。
まとめ。
「とても難しいこと」をさらに「より美しく」書こうとしている書道という文化。
これはもちろん、成長のために子ども達にとっても良い影響を与えると思いますし、
働き盛りのみなさんにも良いでしょうし、
引退後の生活を充実させるシニアの方々にもとても良いでしょう。
ということで。
あまり小難しくなると私自身が説明できなくなるので、このくらいでご勘弁を。
みんなで手書きしようぜ!ということでした。(だいぶはしょった)
しょうじ書道教室でした!