こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
小学生の夏休みも今日で最後。
明日から学校!
親御さん方、お疲れさまでした。
書くしかない。
言われていることも分かっていて、頭で理解できて、それでも身体は思うように動かないことは多々あります。
それゆえ練習は、
“できるまでやるしかない!”
のひと言に尽きてきます。
習字・書道でいえば
そういう線になるまで書くしかない
のでございます。
写真は、小学生に再びやらせている「グルグル」と「基本の横線」。
この「グルグル」にしても、「基本の横線」にしても、
子どもも大人も関係なく、
7級の人も10年選手の人も、
いつでも練習して、線を確かめていく。
私だっていまだにやります。
筆の動かし方を身体にしみ込ませる。
なので、こういう練習は、
「それはもうできるから、いまはやっていない」
とかそういうものじゃなく。
7級の人は7級なりに、得るものがあるのだし、
10年やっている人も、その人なりに得るものがあるんです。
・・・。
伝わるかなーーー?
これ、とても大事なんです。
筆の動かし方を身体にしみ込ませる。
線の筋トレ。
つい先日も、とある大人の生徒さんが条幅の練習をしているところを遠目で見ていましたが、筆圧が安定せずに筆がすっぽ抜けていました(比喩)。
お手本の形ばかり追うと線が弱くなります。
線に力が無い。
小学生の習字も同様。
お手本とそっくりだけど、いまひとつ魅力に欠ける。アピールが足りない。
線を鍛える。
横線3年、
縦線5年、
点は10年、
(それぞれ、そのくらいの年月が必要、という意味)
村上三島さんの本だったかな。
そんなことが書いていました。
習字・書道の魅力は、
『字形&線』
です。
書くしかないんです。
「グルグル」と「基本の横線」。
これだけを30枚くらい書いてみて。
それだって立派な練習。
きっと何かが変わりますよ。
しょうじ書道教室でした!