おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
手本を作るということ。
ワタクシ、
年がら年中、手本を書いておりますが。
「うまい人は手本書くのも簡単でしょ?」
なんてみなさん思っているかもしれません。
でもね。
うまくなったゆえに見えるものもありまして。
より良い手本を書くために、
日々の研究は欠かせないものです。
昨日も少しだけ書いたのですが。
書き初め、小2の課題「たつ年」。
試しに3パターン書いてみました。
①は、
「つ」の大きさをかせぐために少しバランスを崩して「つ」を書き、3文字の大きさをあまり変えずに書いたもの。
②は、
「つ」のバランスは崩さず、字間(字と字の隙間)を多めに取ったもの。
③は、
「つ」のバランスは崩さず、「年」の字をかなり大きくして字間も詰めたもの。
どれが良くてどれが間違っている、という話ではありません。
「3文字の大きさが違いすぎるものはちょっとね」と言う指導者もいるでしょう。
どの手本も正解で、ありえる手本です。
ただ、見栄えはこのくらい違う。
どれを採用するかは、あとは指導者の好みの問題でして。
私は③でいこうと思っています。
コンクールともなると、どうすれば見栄えか良くなるかはけっこう悩みます。
毎月書いている課題の手本もね、
けっこう悩む字面があるんですよね。
まとめ。
昨日は降りましたね。もう冬ですね。
寒いの嫌だなー。
風邪も流行っているので、暖かくしてお過ごしください。
しょうじ書道教室でした!