こんにちは。しょうじ書道教室です。
4月21日(金)~23日(日)と、東京本部が主催する強化合宿に参加してまいりました。
強化合宿って何やるの?
合宿では、二泊三日、ホテルの中でひたすら書き込むことを求められます。
書く作品は条幅。
公募作品では一般的な大きさのものです。
この大きさの作品作りを勉強し、東京や各地方で行われる『○○展』などに応募し勝負していくわけです。
作品作り、とひとくちに言っても内容は多岐に及びます。
・行間や大小感
・墨の入れ方
・筆使いによる線の変化
・見せ場の強化
などなど「作品作り」として重要なことを学んでいきます。
ひとつの会場内で、大勢の人が黙々と自分の作品に向かうわけです。
さらには、書友(書の仲間)たちとの情報交換の場でもあったりします。
・どんな紙を使っているのか
・どんな墨を使っているのか
・どんな筆を使っているのか
・どんな筆使いをしているのか
以前から上手だという評判の人を見つけては、少し離れたところからじっくりと観察し、盗めるところは盗んだりするのです。
もちろん気軽に直接聞いてもいいのですが、みなさん自分の作品作りに必死で余裕が無かったりします(笑)。
私なんかは作品作りのことよりも、最近の書道教室運営の事情なんかを聞き出しておりましたが(笑)。
とにかく全国各地の最新情報や地域の現状など、拾おうと思えばいくらでも拾える、そんな場でもあるのです。
常に前へ前へ。
というわけで私達指導者は現在でも東京の師匠について書の勉強をしております。
やはり書というものは常に勉強していないと、技術的にもなかなか進歩せず立ちゆかなくなってきます。
ある程度覚えたらあとは独学で・・・という先生も中にはいらっしゃいますが、やはりそういう方の作品は何年経ってもそこでストップしていて何も変化がなかったりします。
常に変化していないと、こういう分野では遅れるものなのです。
野球選手しかり、ゴルフプレイヤーしかり。
一流の仕事をやる方々は常に何かを変化させています。
まあ、わたし程度は現状維持で精一杯といったところでしょうか。
それでも自分の昔の作品を見ると、たどたどしく感じるあたり、わずかながらでも前進しているのでしょう。
これからも。
そんな本格的な書道を、いまでも常に学ぶ立場にいる、ということが当教室の講師陣。
これらの知識や技術をベースに、大人から子どもまで幅広く指導しております。
秋田市のしょうじ書道教室をどうぞよろしくお願いします!