おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
今日は祝日のためお稽古はお休みです。
厳しく言うのか、それともあえて言わないのか。
指導する側にとってさじ加減が難しいなーと思うことの第一位は、
「どのくらいの厳しさ」
でいくのか、というのが永遠のテーマなような気がします。
何も言わずとも自主的に前向きに取り組んでくれたら何も悩むことはないのですが、
小学生にとって、自ら前向きに取り組むというのはなかなか難しいでしょう。
大人だって習い事が受け身になることは多い。
小学生の特性として、
ゆるい雰囲気になると、教室全体の空気がゆるみ加速してしまいます。
易きに流れるのです。
まあ、これも想定内。
なので、基本はゆるく楽しくやり、
あまりにもおふざけムードになるとピリッとさせるために強めに言ったりします。
じゃあ始めから少し厳しめな雰囲気にしたらいいんじゃないかと思うかもしれませんが、
「厳しい雰囲気」というのは子どもの身体を縮こまらせることにつながります。
身体がこわばって動かなくなる。
「リラックスして筆を大きく動かす」習字にとって身体が動かなくなることは避けたいのです。
このあたり、スポーツや楽器でも同じことが言えるでしょう。
ミスを恐れて動きが悪くなる。
ここぞというタイミングを外してしまう。
なので厳しく言うのも良し悪しなのです。
子どもが失敗する→真っ先に親の顔を見る
こんなシーンに出くわすといたたまれない気持ちになる。
なのでわりとゆるめの雰囲気にしておくことが多いかな。私は。
まとめ。
伸びやかにスムーズに、力まず身体を動かしてほしいけど、
雰囲気がピリッとしないと練習にならない。
だからときには厳しめに言うんだよなー。
バランスが難しいね。
しょうじ書道教室でした!