おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
だいたい分かるのよねー。
習字ってその日の調子によって、
上手くいかなかったり、調子が良かったり、
いろんな日がありますよね。
暑さ寒さも関係するし、
精神状態も関係する。
それでもいつも平均的な力を出すためには、
やはり日々の練習枚数が大事だったりするのです。
さて、子どもたちはというと。
小学生なんかは分かりやすいので、もう書く前からだいたい分かりますね。
準備してるあたりからその日の調子が分かる。
うまくいく子は、淡々と作業を進めていく子。
作業を進めていく中でも寄り道しない。
やることを、順番通りに、いつも通りやる。
多少おしゃべりしても、自分のペースを崩さないで淡々と手を動かしている子。こういう子は(ああ、今日もしっかり平均点取る作品を書くだろうな)と分かります。
平均点のものを書けるということは、とびきり良い作品も出る可能性がある。
一方、
(あ、この子今日はダメな日だな)
というのは、
いつまで経っても気持ちが切り替わらず、
何をするでもなく、あっちキョロキョロこっちキョロキョロ。
おしゃべりを始めればいつまでもしゃべっている。
書いていても、ひと文字書いては途中で手が止まる。
ぽーっと空を見つめる。何かを探してキョロキョロする。筆は動かない。
こういう子は案の定、良い作品は書いてこない。平均点にも遠い。
もちろんとびきり良い作品は出ない。そして枚数も捗らない。
まあ、まだ小学生ですから。
その日の調子の良し悪しがあって当然だし、
いろんな日がありますよ。暑い日は当然ぐったりするし。
それでもね、
「いつもの枚数」を書くクセをつけておかないと、
書く体力もつかないんですよねえ。
低学年は仕方ないとしても、
高学年は、がんばってほしいなぁ。
まとめ。
ということで、
良い作品が書けるかどうかよりも、
ある程度の枚数をいつでもどんな状況でも書けるのか?いつも書いているのか?
ってとこが分かれ目かなー。
人生なにごとても、
「常に万全な状態で取り組めるのか?」
と言われたら、そうじゃありませんよね?
むしろ万全な状態のときのほうが希です。
だから上手い下手ってあまり気にしないでくださいね。
目が肥えてくれば自然と上手になりますし。
しょうじ書道教室でした!