こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
なんだかまた雪がちらほら。寒い日々ですね。みなさま体調管理、お気をつけ下さい。
バリエーションを持たせたい
子ども達の習字の練習は毎回内容が決まっています。
硬筆
まず硬筆から。
さきどり
“さきどり”と呼ばれるお手本を書きます。これは毎回私が独自に考えて作っています。
例えば、四角い漢字シリーズだったり、「木」のような三本足シリーズだったり。
最近では県名を書かせてみたり。
学年事に手本を作り、毎月変えています。
トップの画像は、「よくでてきそうなひらがな」のお手本。
しました
でしょうか
なります
やりました
などなど。なんていうんでしたっけ、これ?助動詞?
こんなこともやっています。
なかなか「これだ!」というテーマが見つからず、いろいろやってみている最中です。
何か無いかなあー。
課題
これは毎月の課題で、段級がついてきます。
競書誌にて学年事に書く文章が決まっていて、それを見て私が一度手書きし、コピー、子ども達の名前手本を毎回手書きして渡しています。
子ども達の名前は、毎回私が手書きしているので、けっこう私も気合いを入れて書いているのですが・・・。
・・・みんな、もっと名前手本のところ見てね(笑)。
この他に、昇段試験のシーズンになると試験の手本が増えます。
毛筆
硬筆が終わると毛筆にうつります。
課題
毛筆は基本的に毎月の課題だけを書いていきますが、シーズンによって、
・書き初め
・席書大会
・秋田県市民憲章
・夏休みの宿題
・たまに学校の書写の授業で書く課題
なども書きます。
息抜き
ちょっと刺激がほしいなー、気分転換したいなー、というときには半紙に1文字書かせたり。
例えば、自分の名前から1文字抜き出して書かせたり。
苦手なしんにょうだけ書かせたり。
高学年にもひらがなを書かせたり。
やはり課題以外のこういう脱線の方が盛り上がります。
あまり段級にこだわるのもねー・・・。と個人的に思うのです。
教材はバラエティーを豊かにしたい。
ひらがなを見直す
日本語は半分がひらがなで書かれます。
ですので、字をきれいに見せたいなら、まずはひらがなを見なおすことがオススメです。
とはいっても。
漢字よりも難しいのもひらがな。
漢字はとりあえず縦/横/ななめ、曲がらないよう直線的に書けば良いので。とりあえず、ですよ。
しかし、「ひらがな」は決まった型が頭に入っていないとなかなか整わない。
子どもに限らず、大人の方もひらがなを見直してみてください。
美文字はひらがながポイント。
書いて楽しいのもひらがななんですよ。
たまにはお子さんと一緒にお家でひらがなをかいてみたり。
買い物メモを一緒に書いたり。
うまいへたは関係なく。
文字を書くことを楽しみたいですね。
しょうじ書道教室でした。