おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
ただいま2021年の小学生の入会を制限しております。ご迷惑おかけします。
2022年1月よりまた入会受付いたします。
しばらくお待ち下さいm(_ _)m
※すでに入会されている方のご兄弟・ご家族の入会はこの限りではありませんので、
入会希望の方はLINEにてご連絡ください。
気合い、入る。
昨日の木曜日は、来週23日が祝日のため9月最後の木曜稽古となりました。
そのためか、
なかなか気合いの入った稽古になりましたかね。
「木曜日のお稽古は今日で最後!さきがけ展やるぞー!!」
と発破をかける。
みんな自然と真剣に課題(さきがけ)に向かっていましたね。
みんな10枚近く書いたんじゃないかな。
超真剣でした。熱気が伝わってくる。
パズルに似ている習字。
「習字はパズル」
これは昔から言っていますが。
2文字なり4文字なりを半紙の中にうまく収めようとすると、
文字というのはある程度形が決まっているものなので、
どうしたって隣同士がぶつかったり、譲りあったり、
大きさを考えながら書かなくてはいけません。
比較的書きやすい小4「左右」だって、
“左”と“右”をだいたい同じ大きさに書くには、
左をちょうど上半分で終わらせないと、右が小さくなってしまうし、
右の“口”の場所によっては、文字が小さく見えてしまう。
さらに、黒で書いたりするとよく分かるようで、
だいぶ仕上がってきた子には、
私がガチで書いた黒いお手本も渡して書かせてみたりします。
たとえば中2の平和活動(行書)だと、
“平”を広げすぎると“活”とケンカ、
“動”が大きくなると“和”とケンカする。
「あまり大きくならないようにするには、この部品を小さめに書いて…小さく書くには線の太さはこれくらいで…」
と頭の中で計算が続きます。
黒手本の効果はあったでしょうか。
中1、未来都市。
中3、将来展望。
これらもあらかじめ計算しながら書いていかないと、4文字が収まらない。
習字はパズルなんです。
先を見通して計算する。
まとめ。
習字をやると「逆算して計画する」ことが得意になるかもしれませんね。
だいたい形通りに書けるようになった子には黒手本を貸し出して書かせてみよう。
何か変わるかもしれない。
「黒で書いたものは弟子(生徒)に渡すもんじゃない」
っていうのが書道界の昔からのオキテですけどね。
(勝手に裏打ちして作品にされてしまうため<それで困るのは一部の大先生だけじゃんw)
生徒がうまく書けるなら黒い手本でもいいじゃないですか。
私が書いたものを取って置いておく人なんか稀有でしょうに。
ということで。
仕上がってきた人には禁断の黒手本をお渡ししましょう。
一応、返してね(笑)。
さて、今日も頑張ろう!!
しょうじ書道教室でした!