新聞大好き!
今回は習字と関係があるような無いような、「新聞」のお話。
近年、新聞の購読率が年々減少していくなか(こちら、ガベージニュースさんに、発行部数がぐぐーっと落ち込んでいくグラフ画像あります)、
そして、この秋田県でNo.1地元紙である「秋田魁新報」さんがいる中、
発行部数は約23万部、県内の世帯数に対する普及率は約54%です。この数字は、一人ひとりの読者と強く結ばれ、厚い信頼を受けているからといえます。
秋田魁新報電子版、~「秋田魁新報」のご案内より引用
うちでは、私の気まぐれで秋田魁新聞はもちろん、「読売新聞」と「読売KODOMO新聞」と3紙を取っています。
とはいうものの各紙とも毎日すみずみまで読むわけではありませんが・・・。
地方紙、さきがけ新聞!
秋田の新聞といえばやはり「さきがけ新聞」。
正確には秋田魁“新報”ですが。
第1面に全国的なニュースを置き、あとは秋田県内のニュースがくまなく掲載されています。
記事の割合は、
全国ニュース3:秋田ニュース7
といった感じ。
紙面の前半、
第1面にはトップニュース。
さらに政治が1,2ページ、
経済、
主要ニュースの補足、
くらし、
文化、
株式、
読者の投書欄や連載小説が散らばりつつ、
紙面の後半、
くらし・医療、サイエンス、など小さいニュース、
県北、
県南、
県央、
秋田市、
主要ニュースの補足、
BS・ラジオ番組欄、
そして裏面のテレビ欄、
と、本日、平成28年8月25日(木)の秋田魁新報はこのようになっていますね。
地方紙の特徴と価格
紙面では「県北」「県南」「県央」「秋田市」とわかれており、秋田県内のどこのニュースなのか分かりやすくなっています。
「ニュースになった主要なニュース」を取り上げていて秋田のニュースもある。いいとこ取り。
全体的なバランスが良い。広告も少なめで読みやすい。30ページで月額3,035円。
時々スポーツ特集の特別号が付いてきて、サッカーのブラウブリッツやバスケットボールのハピネッツなど、地元チームの応援にも協力的です。
全国紙、読売新聞!
秋田で配達してもらう読売新聞は秋田のニュースもしっかり(少しだけ)載っています。「統合版」というものになるのかな?
記事の割合は、
全国ニュース9:秋田ニュース1
といった感じ。
紙面の前半、
第1面にはトップニュース。
そして政治が2,3ページ、
国際、
経済、
株式、
読者の投書欄や連載小説が散らばりつつ、
紙面の後半、
教育、
くらし・医療、
文化、
スポーツ、
地方(秋田)、
主要ニュースの補足、
そして裏面のテレビ欄、
と、本日、平成28年8月25日(木)の読売新聞はこのようになっていますね。
全国紙の特徴と価格
秋田魁新報と違う点は、やはりそこは全国紙。中央(東京)で起きたニュースががっちりと書かれています。秋田のニュースは2ページだけ。
一般的な解説が多く、さらに著名人や有識者による解説もあったりします。これはかなり読み応えがある。
サイエンスのニュースもあるし、くらしや生活に役立つ情報もある。女性向けのページもあったりします。
今日の読売新聞は34ページ。月額3,093円。
ページは多いものの、広告も多い。半分くらい広告じゃないだろうか?
テレビでやっていたあのニュースの詳細が分かる!という感じです。
アメリカの流れが数年遅れて日本に入ってくるように、中央(東京)の動き・社会の流れは、いずれ秋田にやってきます。
それを感じ取れるのが秋田で全国紙を取る理由、かなー。
子ども用新聞、読売KODOMO新聞!
これは取り始めてまだ1年も経ってない?そろそろ1年かな?
子どもがもっと大きくなってから取ってもいいと思っていましたが、父、先走り。
長男が年長で、もうそろそろ卒園が見えてきたという時期に取り始めました。ホント、自分が読みたかっただけ。
こちらも第1面はトップニュース。
今回はオリンピックがあったので「メダル取ったよ、選手の皆さんスゴイ!」という内容。
トップニュースといってもそこはKODOMO新聞。事件的なものは取り上げず、小学生が身近に感じるものを選んでいる様子。
季節を感じるものだったり、ビックリニュースだったり。
2ページ目以降は、
トップニュースの続き、
その後はスポーツだったり、国際だったり、
いろいろな感じ。
ニュースに出てくるキーワード解説、
ダンス(!)、
女の子ファッション(!!!)、
スペシャルな「特別面」があり、
今日の特別面は「立体錯視」という特集。大人が読んでも面白い!
本の紹介、
マンガ、
ブーム、
投書(おたより)、
学習、
英語、
最後(裏面)
プチ特集、
となっております。本日、平成28年8月25日(木)の読売KODOMO新聞。
子どもになんとか興味を持ってもらうような工夫が随所にちりばめられています。
やはり、目に付きやすい1面と裏面は興味がそそるような記事をもってきていますね。
読売KODOMO新聞の特徴と価格
先に述べたように、父の興味本位でとりました。毎週木曜のみ発行。月額500円だし。
予想通り現在小1の長男にはあまり興味なし。私が読んでいるとたまに寄ってきます。最近は新聞の中のマンガを読んでいるかな?
でかでかとマンガが載っていたり、女の子のファッションコーディネート(・・・汗)なんかが載ってるのがオドロキ。
この女の子の紙面を初めて見たときはそれこそカルチャーショック!でした。イマドキの小学生女子はこういうことに興味があるのか!!、と・・・。
あいー秋田のオジサンだば、どでしたって!
そういう部分はあるものの、全体的にはよく作られていて、大人が読んでもそれなりに読める。小難しい政治のキーワードも、小学生向けの解説を読んで「なるほどー」と思うことも多々あり。
私個人、政治・経済には疎く、一般的な新聞の政治・経済欄など読んでもほとんど頭に入っていないタイプ。眺めるだけ。忘れっぽいし。
そういうのを補完してくれる機能もあります読売KODOMO新聞。池上彰さんのような。
新聞の様々な役割
新聞社さんというのは、市民の様々な活動を支え、その内容を伝えてくれます。
分かりやすいところで言えば「スポーツ」。
プロスポーツはもちろんのこと、一般市民が参加するもの、小学生中学生高校生の各大会、剣道や柔道の大会・・・。
そして、「文化・芸術」。
音楽・絵画・書道・美術・写真・・・。美術展や展覧会、これも、プロが行うものから一般市民まで。ピアノ、合唱、など多くのコンクール・・・。地方だと郷土芸能なんかも。
多くの市民が行う活動を主催・後援なども含め、協力し伝えてくれます。
「新聞」というと、事件や事故を伝える報道の面が強くイメージされますが、様々な文化的・芸術的な場を提供したり、それら市民の活動を下支えしてくれるという一面もあるのです。
ありがたやありがたや。
習字・書道の場合
そして、習字・書道であれば、各種展覧会を主催しています。
全国紙であれば、読売新聞・毎日新聞・朝日新聞・産経新聞。
例えば、読売新聞社さんの読売書法展。
地方紙であれば、秋田魁新報社さんの第79回秋田書道展。通称さきがけ展。
(秋田魁新報社さんにお願い!このページ、「第●●回」は書いてあるものの何年の記事か分からない!今年の?去年の?となってしまう。更新した年月日の表記をお願いします!)
私が書いた半紙参考手本はこちら!
ちなみに、「秋田県美術展覧会」というのも開催されています。こちらは美術全般(洋画・日本画・彫刻・デザイン・書道・写真など)の総合的な展覧会です。通称「県展」。
ようやく新聞の話と書道・習字をつなげられました。
新聞の効果
新聞を読んでいるから色々知っているんだー、とか、頭が良くなるんだー、とか、そう言うつもりは毛頭ありません。
私自身、知識がついているか?と聞かれたらゴニョゴニョゴニョ・・・とごまかしてしまうでしょう。頭になかなか入らないタイプ。忘れっぽい質。
しかし、「テレビやインターネットがあるから新聞いらない」という意見には疑問があります。
ネットやテレビでもニュースは流れますが、よっぽど積極的に自分から情報収集しないと入ってくるニュースに偏りが出ます。
口当たりのいい、手軽でお気楽なニュースだけ選ぶでしょう。普通だったら。スポーツや芸能のニュース。自分が思った“面白そうな”ニュース。
それだけだとどうもなー、と私は思います。
“自分が選ぶ”ってなんだか、さも正しいように感じますけど、人間ってそんなに頭よくないですよね。自分が選ぶ情報に自信ありますか?私はない!自信なし!無知!ムチムチ!
なので私は新聞を読むのです。政治や経済のニュースも分からないなりに眺める。
「社会のしくみ」
「この世の中のルール」
みたいなことが分かってくるような気がするのです。(ほんと、そんな気がするだけ)
情報との付き合い方
あと、誰かが言っていましたが、テレビや新聞、ネットの情報・・・
正しいと思うな
ということです。
いろいろな見方があるし、立場が違えば白も黒くなるという。その時点でのひとつの意見に過ぎないということも。
とあるニュースで、犯人がこういうことをした!!と大々的に報道していたのに、数年経ってその事件のその後を見たら、
えん罪でした
とか普通にあります。
その後も報道してあげて!!とか思います。
辞典なんかもそうですよ。執筆者のいち意見でしかない。辞典が絶対に正しいわけじゃない。自分の頭で考える。
だから新聞なんです
話がだいぶ逸れましたが、新聞の話。
他にはこんな使い方もできます。
読み終わった読売KODOMO新聞を、習字の紙ばさみにする。作り方はこちら。意外と人気記事です。人気記事第4位。
子どもの靴、洗ってすぐ新聞を突っ込みます!
半日経ったら、また中の新聞を取り替えます!
新聞ってホントすごいなー、というお話でした!ありがとうございました。