こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
今日のテーマは筆圧です。
一般の方はもちろん、学生部でも分かっていた方がいいことです。
筆圧。紙を筆で押さえるように。
・筆は軽く持てているか?
筆で紙をどのくらいの力で押さえているのか?というのが第一歩。
筆を指先でうんと軽く持ち、感度を高める。
筆は、
腕から手へ、手から筆へ、筆がぶら下がっているような感じ。
準備運動のグルグルはとてもいい練習になります。
上に行っても、下に行っても、
左から右でも、右から左でも、
常に安定した押さえ方をする。
一本の線は同じ太さになる。
細ければ細いなりに、太ければ最後までしっかりと。
これは書写でも同じだし、楷書でも行書でも、半紙でも条幅でも一緒。
・筆圧を感じ取れているか?
うんと力を抜くと目をつぶっていても筆先が紙に触れるのがわかる。
なので試しにやってほしい。
目をつぶって筆先を紙に置く。
分からない人は力の入れすぎ。
触れたのが分かったら、そこからじんわりと押していく。
筆先の変化を見る。
筆先がくにゃっとS字に。
この力をキープしたまま動かしていく。
さあやってみよう。
・動かしながらも筆圧をキープできているか?
これはグルグルと同じ。
筆圧をキープしつつ、動かす。
んにゃーっと粘り着くように。
直線も曲線も。
回転するところでも同じ。力が抜けないようにする。
まとめ。
いかがでしたでしょうか。
“筆圧”を感じとれたでしょうか。
力を抜くことが一番のコツ。
親指、人差し指、中指の三本は仲良くくっつけて筆を持ちましょう。
この感覚を持って文字を書けば、
線はシャキッ!!と、
なることでしょう。
短い線も長い線も、
これで書ければいうことなし。ぜひチャレンジを。
しょうじ書道教室でした!