ふでれん!

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テンポ良く書こう!

テンポ良く書こう!

昨日の桜教室水曜日。平日なのに20人オーバーでびっくり。先生もオーバーヒート。
実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

めっきり涼しくなりすごしやすくなりました。新コロ騒ぎもどこへやら。

感染者はぼちぼち出ているようですが、重症・死亡者数ががくっと減ったんですって。

このまま“ただの風邪”になってくれたらいい。

ちなみに“ただの風邪”とは、

もともと4種類の「コロナウイルス」のことをいうそうですよ。新コロは5種類目。

コロナウイルスとは-国立感染症研究所-

これだけ種類が多いということはもともと不安定なウイルスなのかもしれない。(“不安定なウイルス”という言い方があっているのかは不明)

ゆっくり書くことが良いのか。


小中学生の習字を見ていると、9割方が、

・最初のうちは丁寧に書く
・枚数を重ねるごとに雑になっていく
・最後は疲れてヘロヘロ

という感じ。これが当たり前。一般のみなさんもだいたいそうですね。

それでも10人いたら一人くらいは、

「ずーっとゆっくり慎重に書く」

というタイプがおります。

最初から最後までとてもゆっくり。慎重派。

半紙1枚にかける時間が10分近い。

なのでなかなか枚数がこなせない。

これはこれで長所でもあるので普段はあまり指摘しません。

楷書作品はテンポよく。

ゆっくり書く人というのは、

間違えないよう、先生に言われたことをできるよう、

一つずつていねいに進めていきます。

これにはデメリットもあって、

「生きた線が出ない」

という問題が発生します。

『書は線』

ですから。

たとえ学生でもそこに向かっていきたい。

なのでこういうタイプの人には、

「形が崩れてもいいから速く書いてみてー」

ということにしています。

一般の方も同じ。

あまりゆっくりすぎるのは“線を出す”のには不都合。

ときにはテンポ良く、速く、書いてみる。

速く書くには、

・字形を覚え
・力のいれどころを覚え
・手を動かす練習

をしておかないと暴走してしまいますね。

筆圧のコントロールが重要なのです。

まとめ。

うちの教室では、学生部にて“準備運動のグルグル”を推奨していますが、

一般の方もこれはどしどしやったほうがいい。

課題練習のルーチンにしてもいいくらい。

必ずグルグルを2~3枚やってから課題に取りかかる。

グルグルがスムーズにできない人は持ち方が不自然だということです。

リラックスして、手から筆をぶらさげるようにして、

肘はふわっとさせ、指先に“気”が集まるようなイメージ(アヤシい!笑)。

そうすると行書だろうと楷書だろうと書写だろうと、

楽に書けます。

展覧会締め切り間近にこんなことを言ったら混乱は必至ですが(笑)。

先を見据えたアドバイスということで。やってみてくださいね。

しょうじ書道教室でした!

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