ふでれん!

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2019年12月書友社書初め、中3「山河四望春」解説!

2019年12月書友社書初め、中3「山河四望春」解説!

実績&ポートフォリオ

しょうじ書道教室

おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。

今日はクリスマスですねー。

中3課題は山河四望春。

中3課題は「山河四望春」、行書です。

文字の大きさをどうしようかな〜?

山!

まずは山。

流れをつけて、

柔らかい線で書きます。

大きさはこんなもんかなー。

このくらい空けました。

河!

さて、お次は“河”。

さんずいは端っこに。

横線を長く。

行書なので丸みをつけた“口”、

縦線は少し長く。

もう少し小さいほうがいいのかなー。

ここまで書いて、このくらい。

四!

さて、だいたい紙の真ん中(中間地点)に“四”がきました。

“四”は横長の文字。丸みをつけた長方形。

ちょっと小さめに書こう。

小さくしすぎたか?!(笑)

だいたい紙の真ん中で3文字が終了。

望!

そして後半、望と春。

“望”は部品が3つ。

上には“亡&月”の2つ。

筆先を使って。筆を立てて。

“月”の中は点を書くように。

そして下の部品、“王”ひとつ。

本来は“ノ・土”ですよね。

なるべく右上がりに。

あれ?中心ずれたな。

ここまで書き終わって、このくらい。

春!

最後に“春”。

横線3本、1セット。ぴったりくっつける。

やや左に寄せる。

グイっと右上がり。

左払いは下向きに。

右払いは開き気味。

そしてお日様。

“春”はけっこう場所を取る。

まとめ。

うーん。ムズい。

パッと見、あまりバランスがよろしくないね〜。

うむ。

書き直してみた。配置はこのくらい。

もう大人の手本と変わらないね、こうなると。

改善点。

“山河四”で紙の上半分、

“望春”を下半分、

というバランス。

さらに、

“望”の“王”をわざと右にずらす。

こんなもんかなぁ。

もっと書き込めばもっとよくなる。

河が大きく見えちゃうかー。河の足をやや短くして、四を少し大きくしてもいいかも。

四の前後の余白を少し広くして、フワッと見せてもいいかもしれない。

あとは“春”の…

なんてやっていくとキリがないので、ここまで。

全体のバランスを優先して練習していこう!

メリークリスマス!

しょうじ書道教室でした!

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