こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
作品作りも終了。
昨日の記事でも書きましたが、
今年の読売展も終了しました。
もう少し書きたかったなー。
いつも何かつかみかけたところで締め切りが来るような気がする、
のは気のせいかもしれない(笑)。
そう思いたいだけかもねー。
筆は酷使されている。
作品作りとなると、
筆の使い方も普段とは少し違っていて。
今回の作品作りの最中は、
主に2本の筆を交互に使っていました。
写真には3本写っていますが(笑)。
靴と同じで、ひと休みさせる。
使い倒すので、筆をひと休みさせたほうがコンディションは良さげでしたね。
せいぜい使って連続2日くらいかな。
それ以上連続使用すると
・穂の弾力とか
・まとまりとか
何か変わってくるような気がします。
2日使ったら、筆を休ませる。
それが筆のいいコンディションを保つような気がします。
2日使ったら洗って数日休ませる。お疲れさん。
そして選手交代で別の筆を使います。
そうすると毎回ほぼ同じコンディションで書けると思います。
経年劣化は避けられませんがね。
刻一刻と変化する。
丸一日とか書いていると、
やはり午前の筆と、
午後の筆は書き心地が違います。
筆に含ませた墨が固まり始めたりするのもありますが。
筆の毛が疲れてくるイメージ。
墨だって空気に触れていれば加水分解が進むので、
一分一秒で変化しているはずなんです。
道具たちを、なるべく同じコンディションで毎日の書きこみをしていきたい、となると。
連続使用は2日程度かなーと思います。
1本だけでいつまでも書くというのは無理がある。
初学者の方でも、安い筆でもいいので同じものを2本用意して交互に使うのがよろしいかと。
そして「筆沼」へ…(笑)。
それもまた楽しいもんです。
しょうじ書道教室でした!