こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
デザイン書道の本があった。
昨日、長男たちと図書館へ行くと面白そうな本を発見。
「日本のデザイン書道家」
普通に買うと6000円ほどします。図書館ありがたや。
日本デザイン書道作家協会に所属される筆文字デザイナーの方々が140人~150人ほど名前を連ねております。多っ!
デザイン書道って何?
私も不勉強なためとてもざっくりとしたことしか分からないのですが、
いわゆる広告やチラシ、商品ロゴ、コマーシャルなどで使われる「筆文字」をデザインする作家さんたち。
デザイン書道、商業書道などと呼ばれています。
グラフィックデザインの一部門、ということになるのかな。
本の表紙には、
映画でおなじみの、
「竜馬伝」
「天地人」
「八重の桜」
「軍師官兵衛」
などのタイトルロゴが並びます。
この本を出している日本デザイン書道作家協会の代表は、
久木田ヒロノブさんという方。
デザイン書道作家 久木田ヒロノブ WEBSITE
去年の夏に衝撃を受けた舞踏集団「大駱駝艦」も発見。
そしてこの本には地元秋田の佐藤佳奈さんも載っています。ガンバレ!
毛筆デザインオフィス FU-DE-SIGN(フデサイン)(佐藤佳奈)
見ると楽しい。
私は古典を学び、書道教室を運営する、
昔ながらの“町の習字のセンセー”をやっているので、
こういう本を見るのは新鮮でとても楽しい。
なるほどねー。勉強になるなー。
こういう筆文字デザインは、
・パッと読める文字でないといけない
・人の記憶に残り、目を引くものでないといけない
・とめ、はね、はらい、はかなり自由
・文字の大きさもかなり自由
・バランスが良い
・アイデア勝ち!みたいなものもある
・文字向けではない“線”も積極的に使っている
“デザイン”だもんねー。商売だもんねー。
とても興味深い。
私も横断幕や社是などの依頼がたまーにありますので勉強になりますねー。
ホントたまーにですけど(笑)。
作家さんたちのバックグラウンド。
こういう筆文字のデザインをやる方っていうのは、
書道出身で頼まれるうちに専門になっていくのかなーとワタシ漠然と思っていたのですが、
違いました(もちろんそういう方もいますが)。
この本には作家さんのプロフィール欄もありますので、そこをつらつらつら~っと眺めると。
グラフィックデザイナーの人の方が多い。
という事実。
もともと広告のデザインをやっていて、
「ここで筆文字ほしいわー・・・
そうだ!自分で書いてしまえ!」
っていう感じなのかな?(笑)知らんけど。
なるほどねー。
専門的な仕事の中の専門分野か。
デザイン書道っていうのは、グラフィックデザインの一部なんだね。
とすると、仕事として大きな枠でいうと「営業」になるのかな。
営業
↓
販売促進
↓
広告作成
↓
グラフィックデザイナー
↓
デザイン書道
と細分化・専門家していく。
あってる?
進路を考える習字好きの子どもたちへ。
ということで、この本を見てリューブン先生考えました。
習字好きなみんな!今の習字のスキルを活かしたい仕事をするなら、
・習字を続けながら
・イラスト書く
・パソコン使えるようになる
・イラストレーターなどのグラフィックソフトを触っておく
・大学を目指す
・サークルでオリジナルグッズとか作ってみる
・大学は経営学部・商学部などを狙う
・マーケティングを学ぶ
こんな感じでうまく進めば、
デザイン事務所に就職できるかもしれないし、
営業職でも重宝されそうじゃない?
そして仕事で
「オマエ筆で書ける?じゃあこの案件やってみ」
みたいな。
都合良すぎるかな?(笑)
まとめ。
将来を考えたり、なりたい職業とか夢とか語れると勉強にも身が入りますよね。
「将来は○○になりたい!」
ってやつ。
高校生くらいの人にこれを一読してほしい。
「やりたくない仕事」が教えてくれた大事なこと | ベイジの社長ブログ – baigie
いろんな世界があるもんだ。
なるほど。
リューブン先生ひらめきました。
秋田市内のグラフィックデザイン会社様!広告制作会社様!
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機会があればぜひどうぞ。
しょうじ書道教室でした!