ふでれん!

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文字のどの部分がその文字をかっこよく見せているのか、鉛筆でじっくりと書いてみるのもいい。

文字のどの部分がその文字をかっこよく見せているのか、鉛筆でじっくりと書いてみるのもいい。

こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。

台風一過。

秋田市内はさほど影響はなかったようでひと安心・・・。

被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。

秋田書道展は、11月4日からアトリオンにて開催です。
第80回秋田書道展
結果は11月3日の魁新聞紙上です。お楽しみに。

硬筆をじっくりと練習したい。

社中展作品の制作が終わった子は、硬筆練習や、硬筆の昇段試験をじっくりと練習したいところ。

硬筆は大事です。

昨日もネタにしましたが。

子ども達は硬筆は苦手な場合が多いです。

「私、硬筆のほうが好き!」

という子はほとんどいません。

手形教室の6年生にひとりいますが・・・。珍しい。

なぜでしょうか・・・?

筆よりも再現性が高く、書くのもよほどラクだと思うのですが。

練習するとなると、文字数が多いし、うまく書けないのが身にしみて分かっているから・・・?

私も、手本を書くとなると、硬筆手本のほうが労力がいります。

毛筆のほうがラク。

硬筆は大変。

単純に文字数かなあ・・・。

不思議。

子どもも大人も。

硬筆は、文字の骨組みを習得するものだと思って下さい。

細かい所をあやふやにしない。

特徴を知る。

これが文字をしっかりと覚えるコツです。

漢字を覚える小学生も、

いい形で書きたい大人も、

どちらにとっても大事な硬筆。

図形をイメージすると覚えやすいかも。

その字の形、丸なのか四角なのか三角なのか。

横線は2本なのか3本なのか。

出るのか出ないのか。

とある1年生に漢字の「口」の書き方を教えていて、

「くちの約束も守って書くんだよー」
(くちの約束:1画目と3画目、線のおしりを少し出す書き方)

というと、

「学校の先生は線を出すなって言ってたよ」

というではありませんか!

まさか!そんな!

学校の先生は“文字”は専門外なので、ときには文字の細かいところまでは行き届かない先生もまれにいるでしょうが、“くちの約束”を間違っている先生は聞いたことがない。

この場合、おそらく、

まだ1年生だから

細かい話ははしょったのかなあ、と。

線を出し過ぎて書いたり、変に覚えられても困る・・・とか思ったのでしょうか。

もしくは、小学1年生ですので、先生はちゃんと説明していたけども、その子は先生のお話のその部分だけを強調してひろってしまっているのかも。

まあ、あまり考えないことにしておきましょう。

ということで硬筆は、

漢字を覚えるのにも、いい形で書くためにも、

大事なんだよ、というお話。

まとまったような、まとまらないような。

しょうじ書道教室でした!

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