こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
秋田は寒くなってきました。布団の中が一番シアワセ。
ようちえんかんじカルタ。
昨夜、子ども達がお風呂上がりにおじいちゃんと「ようちえん かんじカルタ」を遊んでいました。
これまでに何回遊んだかな?
一度遊ぶと続けて2~3回やってますが。
通算4回?遊んだかな?
下の子(年中)はだんだんと漢字の形を分かってきた様子。
下の子はどちらかというと、最近読めるようになったひらがなを読みたくて、読み札を読む役をやりたいようで。
上の子は小2なので読むのも取るのも楽勝。
ちょっと物足りないのかも。
漢字の成り立ちである「字源」はとても面白く興味深いものですが、小学生であればごくごく基本的なところに触れるくらいでいいかと。
他になかったの?!
例えば「白」。
白の元々の形(甲骨文字)は“骸骨(がいこつ)”の形を表しています。しゃれこうべ。ドクロ。
骸骨は白い。
だから骸骨=白、となったようです。
うちの奥さんとも話していましたが、
「他にも白いものあったんじゃないの~?わざわざ骸骨にするか~?」
みたいな。
漢字の起源は大昔の中国ですので、呪術的な要素が強いのです。
おまじないや呪いの世界。
だからだと思うのですが、それでも骸骨て。
当時、文明が生まれたばかりの頃、他に白いものってあったんじゃないのかなーと妄想を膨らませます。
みなさん、何か思いつきますか?
大昔、白いもの。
・・・。
多くの人が分かる、イメージしやすいもの。象徴的なもの。
・・・。
ないかも。
例えば紙。
紙は漂白しないと白くなりません。
雲。
雲は灰色なことのほうが多いし。
煙。
ちょっと印象が弱いかな。もくもく。もやもや。
貝。
海が近くないし、貝は種類が多いし。どちらかというと彩り鮮やかかな。貝って。
大昔だと、白いものは案外無かったのかも。
骨や骸骨はいつでも決まって白いものですね。
だから骸骨=白、で表しやすかったのかも。
漢字の世界はエグい。
漢字の字源の世界ってエグいです。
道は、首をぶら下げて歩いて作った、だとか、
人は、横からみた形で、奴隷(家来)が並んでいる様子、だとか、
取は、戦争の時、殺した敵の数を数えるのにいちいち頭を持ち歩くのではかさばるので、耳だけを切って取ったから、だとか・・・(又は手の形)
怖いって。
男の子は好きな世界でしょうね。
大昔の中国のお話。
そのあたりから漢字に興味を持てれば、覚えるのも苦労しないんじゃないかなーと。
最後に、後味のいい漢字をご紹介。
「生」
これは地面から草木の芽が出てくる形。
ほっこり。
しょうじ書道教室でした!