こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
今度は中3の課題です。ラスト!
中学3年生の課題は「健康明朗親切」って誰が考えたのだろう。
1文字目、「健」
◎右側少しあける!
これも右払いがある場合のお約束。右側を少しあける。
「健」の中の・・・これはえんにょうかな?
しんにょうやえんにょうなどをうまく書くコツは、角度にあります。
“右払い”は、下に下りる角度が急なほど出しやすいのです。
なので、このえんにょうもしっかりと左上から右下に、きっちり斜め下に降りてくるように書きましょう。
角度が浅いと右払いが出にくくなりますよ。
2文字目、「康」
◎右払い!
これもお約束。右払いを書くために、少しあけておく。
氺のところ(水に似た形)、止めても払ってもどちらでも。
スペースがあるなら払いましょう。
×のバランスを鋭く決める!
3文字目、「明」
◎足の長さに注意!
たて長の四角が2つ。「月」の足の長さに注意しましょう。
四角い字はしっかりと四角く書きましょう。
ここは書きやすいかな。
たて線4本、長さに気を付けてね。
4文字目、「朗」
◎出すところを出す!
「日」や「口」など、線の終わりを決まった方向に、わずかに出して書くのが習字の「決まりごと」ですが、
これを「接筆」などど言います。
この接筆を正確に書いていきましょう。
良のアタマ、どうなっていますか?
長さをあらかじめ計算しておいてくださいね!
5文字目、「親」
◎立のすき間!
「親」の字の立+木、のように横線が並ぶ場合、すき間は均等に空けるのがセオリーですが、実際の所メリハリがなくっていけません。
この「親」の場合、「立」の中は明るくして、「立」の下の「木」の頭は狭くします。
例えば、「書」の字だと・・・
「聿」の部分はうんと狭くして横線を並べ、「日」の中はゆったり明るく書きます。
例えば、「事」の字だと・・・
「一」と「口」はぎりぎりくっつけますが、「口」のなかは明るくなるように書きます。
そしてまたくっつけて「ヨ」の部分を書きますが、「ヨ」の中は明るくなるように少し余裕を持たせて書きます。
ヨの中明るい方がいいわけで(オヤジギャグ)。
はい、すみませんでした。
まあ、これは実際書いてみれば分かります。お手元にメモ紙とペンがあればどうぞ書いてみて下さい。
ということで「親」の字、横線のすき間に気を付けて書きましょう。
6文字目!「切」
◎横線を並べる!
「七」と「刀」の横線は並べた方が見栄えがいいですね。
そしてやや右上がりにしましょう。
では、ここで問題!
「七」+「刀」で、切ですが、
「八」+「刀」では、なーんだ?
漢字クイズ、簡単なので答えは載せませーん。
刀の右足、
折れから下に向かう曲げかた、曲げ過ぎ注意です。
真っ直ぐでは無いですが、文字がずっこけるほど曲げないこと!
まとめ
中学生は何かと忙しいとは思いますが、たまには習字を書くのもいいですよ!
これにて、2017年の秋田市市民憲章、習字課題の解説は終了!
お付き合いくださり、誠にありがとうございました!
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