前回は紙ばさみの作り方をご紹介しました。あると便利な紙ばさみ。お家での習字の練習、なるべく墨で汚したくありませんよね。簡単に作れるのでおすすめです。
なるべく汚さず習字の練習をするために紙ばさみを準備して、さらに『すいとり紙』も多めに準備しましょう。
「すいとり紙!?」
と思われた方もいるかもしれません。
すいとり紙は方言?
専門用語でいうと「反故紙」。いらなくなった半紙のことなんです。
反故紙は「ほごがみ」と読むのでしょうか?それとも「ほごし」?
書き損じた半紙、いらなくなった半紙、反故にした紙なので反故紙なんですね。
うちの教室では「すいとり紙」と呼んでいます。
うちの教室だけかもしれません。
方言なのかな?
このように使います。
課題の大きい字を書いた後、
上にペタンと置きます。このときすいとり紙を2枚くらい重ねてもいいでしょう。
そして名前を書くところを広めにとってめくります。
名前を書きます。
名前を書くときに、ここを広めにとっておかないと細長ーい名前になってしまいますので、名前の大きさよりも広めにとっておきましょう。
こうすると、名前を書くとき右手は汚れず、半紙は早く乾くのです。
あとは片付けるときに、すずりを拭いたり、筆の墨をぬぐったり、机の上に飛んだ墨を拭いたり、といろいろ役立ちます。
常にストックを
あると何かと便利なすいとり紙ですので、いつも多めにストックしておきましょう。
ですので、ちょっと失敗した紙、練習し終わった紙など、すぐに丸めてポイなどはせずに取っておいて下さいね。
まとめ
《子どもも大人も》
・あると便利なすいとり紙、書き終わった半紙は丸めずに取っておいて下さい。
さて次回は書道セットについてくる、ケース。『箱』です。
1-10.箱
箱ってあまりじっくり見ませんよね。