おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
キレイな文字。
きれいな文字というのは、
学校の教科書に載っているのではなく、
1000年以上も前の古典(石碑や法帖)に残っているものです。
私たち指導者は、それら古典を学び身に付けて子どもたちの手本を書いているわけですが、
たとえ子どもたちが、その文字の出どころをまったく分かっていなくても、
先生が書いた手本の文字で数年間習字を習うのですから、
自然とその文字が目に焼き付いているはず……と私は期待しているのです。
習字の先生の美文字をいつも目にしている子どもたちは、美文字のシャワーを浴びているに等しい。
子どもたちが、どこかで何かおかしな文字を見たときに、
(習字の先生の字とずいぶん違うんだなー)
と感じてくれたら、
それは美的感覚が磨かれているということでしょう。
まとめ。
子どもたちの美的感覚が知らずのうちに磨かれている。
そんな効果が習字にはあると信じたい。
線のバランス、適度な余白、文字の自然な立ち姿、
良い感覚を育てましょう。
しょうじ書道教室でした!