キンドラー(kindleユーザー)のワタシは、ついついぽちっと本を買ってしまいます。
仕事柄、子どもの教育や学習に関する本に目が行くこともしばしば。
小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」を読んだ!
こんにちは、しょうじ書道教室です。
いま売れているというあの本がキンドルでも読めると言うことで早速読んでみました。
文章は平易で読みやすく、雑誌のコラム欄の雰囲気。
内容もごくごく分かりやすいことが書かれています。
ちなみにこの手の本は丸ごと鵜呑みにせず、話半分に聞いておく心構えが必要です。
自分に必要なところだけを取捨選択しましょう。理想通りにはいきませんて。
さてさてその内容はというと、
・低学年の内は勉強についてはあまり心配しないでいいよ
・たくさん本を読もうね
・毎日の勉強習慣(家庭学習)は必要
といったところでしょうか。
個人的にピンときたのがこちら!
とくに漢字については、先取りの学習は自然なことです。本を読んでいれば、知らない漢字はどんどん出てきます。漢字の学年配当は人為的なものにすぎません。家庭学習の教材で、学年を超えた先取りをしていくといいのです。
「小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」」より引用。(位置No.871/1651)
これ、ワタシも日頃から思っていました。
・生活に必要な漢字、身近にある漢字は習っていなくても書けるように
・覚える機会があったら覚えてしまう
とワタシは思っています。
漢字はどんどん書かせたい
特に自分の名前、
「学校でまだ習ってない漢字だから、自分の名前もまだ漢字で書かない」
みたいな子がいると
違うんじゃないの???
と思います。
これが単にその子が(漢字で書くの面倒だなー)と思っているだけならいいのですが、
「学校の先生が、他の子が読めないからひらがなにしてねって言った」
とか(・・・汗)。
周りのお友達が読めなかろうと、自分の名前なんだから自分だけが読めればいいだろうし、周りの子に
「わたしの名前、こう書くんだよ。難しい漢字だけどもう書けるんだよ」
とか。
ひとつの自信になると思うんですよね。
名前とか住所とか、お父さんお母さんの名前とか、学年に関係なく読み書きできる方がいいのでは?
そこから興味が広がる場合もあるだろうし。
言葉の数が増えるかもしれないし。
習っていない漢字をスルー
この、
「まだ習っていないから読めなくても書けなくてもOK」
みたいな雰囲気は子ども達に昔からあります。
読めない漢字をそのまま通り過ぎてしまう。
何も“低学年から難しい漢字を読み書きできた方がいい”と極端なことは言いません。
が、
分からないままスルーしないで!
と思います。
意味が分からなくても、「これなんて読むの?」「どういう意味?」と立ち止まってほしい。
まだその学年じゃなければ、書けなくても読めるだけで十分だと思いますし。
ご家庭で、もしお子さんが読み方や字のことを聞いてきたら、
「自分で調べなさい」
なーんて言わないで、ちょっと子どもにつきあってください。
そうすることで自分の身近なところからだんだん読める漢字が増え、読める本も増え、読書の楽しみも大きくなっていくのだと思います。
家庭での積み重ねがボキャブラリーを増やしていくチャンスなのかも。
小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」
この本にはまだまだ参考になるところがありました。
先取り学習についてとか、英語学習についてとか、
興味のある方は購入してみてください。
しょうじ書道教室でした!