おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
昨日に引き続き、さきがけ展のふり返り。
正統派が評価された。
さて一般部門はどうだったのか。
数字としてはわが教室は大豊作。
【一科】(ニハチ)
・自運
3等 枠16人中、4人!
2等 枠9人中、1人!
1等 枠5人中、1人!
しばらくはさきがけ展の話題でもちきりでしょうか。
1人も入賞者が出ない年もザラにある世界。
嬉しい結果のときには存分に喜びたいですね。
・臨書
3等 枠11人中、1人!
2等 枠5人中、0人!
1等 枠3人中、0人!
臨書作品は、“作品”に仕上げるまでがなかなか難しいと思うのですが、
1人、うちの教室から食い込みました。おめでとうございます。
さて。
大きな賞を獲ったのはやはり正統派だったという印象。
奇をてらわない、古典の香りのする作品。
日頃の臨書での勉強の成果がちゃんと発揮されていたか。
そんな視点だったでしょうか。
小粒な文字が整然と並んだ作品が多めだったような。
主査の先生は89歳だったはず…。目が良いんだなあ。驚きです。
自分の作品の答え合わせ。
締切ギリギリに自分勝手に書き、
気に入ったのでそれをそのままパッと出品した私。
無事に4等をいただき会場入り。さてどう見えるのか。
うん。とっ散らかっとるな(笑)。
それでも様々な線を入れることができたし、
何より大きく元気に書けた。
今までにない表現ができたと思っています。チャレンジの証じゃ。
少し離れて見ても分かる散らかり具合(笑)。
これでもう少し行が揃えばいいんだよな。
もっと黒々とした線が欲しかったし、細めの線が細すぎた。
課題は山積み。
それでも自分では気に入ってます。
また来年頑張ろう。
まとめ。
会場では様々なタイプの作品を見ることができます。
全体的に出品者数の減少が気になります。
公募に出してくれる人を今後も発掘していくとして、
ここで、
新規の出品者が少ないため、
公募を卒業した無鑑査の人たちがだんだんと増えてきています。
無鑑査の人たち向けの賞を新設するのもいいかも。
あとは、
一般部に「半紙部門」を新設ってのはどうかなぁ。
何歳からでも出品可能な、半紙作品での公募。
中高生が臨書などを書いてもいいし、
半紙に1文字でもいいし、
半紙を横に使ってもいい。
出品料お安めで、門戸を広く。表具はする。
年齢制限なしのなんでもありな部門。
審査が面倒かもしれないけど、試験的に何度かやってみたらいいんじゃないかなぁ。
でね、
書道展自体のPRがまったく出てこないので、
審査と運営を別々にしてくださいよ。
審査は高齢のお偉い先生方が今のままやってていいからさ、
運営は30代40代の人たちがやるといいんだよな。
無策で少子化まっしぐらの秋田県でやる書道展、
毎年何かを変えていくくらいの、思い切ったことをやっていかないとヤバいと思うんだけどね。
しょうじ書道教室でした!