おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
朝に更新できず、こんな時間になってしまいました。
お疲れさまでした。
小筆の線も分かりやすく。
印刷の文字を活字といいますが、
手書き文字に触れずに、
活字ばかり見ている子どもだと、
文字を書くときに、
どの線とどの線をくっつけるのか?
線がどのように重なっているのか?
なんてことが分からないことがあります。
線同士のくっつけ方がはっきりと分かる、
というのも習字の効能でしょう。
私がいつも書いているお手本も、
毛筆手本も硬筆手本も、
分かりやすいように、そこらへんを気をつけて書いています。
「そんなこと分からなくても字は書ける」
という意見もあるでしょうけどね。
まあ、それはそうなのですが、
現代の子どもたちは活字やフォントを目にすることのほうが多くて、
いくら鉛筆で書くことを学んでも、
もともと筆で書かれている文字だったことまでは想像できないのではないかと思います。
長い年月、筆で書かれてきたから、漢字ってこんな形しているんですよ。
払いがあったり、おれがあったり。
西洋では石板にスタイラスペンなようなもので引っ掻いていたので、
アルファベットは線がシンプルでしょう?
古代中国からの漢字文化圏では、
甲骨の時代でさえも、下書きは筆と朱墨で書いていたと言われます。
紙が発明されて筆で紙に書くようになり、より筆書き文字の特徴がはっきりと出てきましたよね。
こんなバックグラウンドも面白いですよね。
漢字圏に生まれたのですから知っていても良いんじゃないのかな。
まとめ。
金曜日の稽古も、今日土曜日の稽古もバタバタしました。
金曜日は、
人数的には15人くらいで、特別多いわけじゃなかったんだけど。
時間がみんな重なったからかなー。
忙しかったです。
さて、来週はいよいよ小学校の卒業式。
涙ちょちょぎれちゃうなー。
みなさんご卒業おめでとうございます!
しょうじ書道教室でした!