前回は筆をご紹介しました。大きく2種類にしぼって説明しています。
そしておすすめはひとつ。『いい筆』とはその人のレベル(技術や目的)にあった筆でしょう。
では、半紙をみていきましょう。
ちなみにトップの画像、右からパルプ半紙、毛辺(もうべん)、白連(びゃくれん)、です。
毛辺・白連はともに中国製で業者さんから購入する半紙ですので、まるで一般的ではありません。無視して下さい。
とは言うものの、この半紙も使ってみなきゃわからない!ものなんです・・・。
無責任なようで申し訳ありません。
触ってみて明らかにツルツルすべすべ。これはもちろん書きにくい半紙です。
100均のものとかにツルツルの半紙があったりします。
しかしこれも店頭で袋を開けて触るわけにもいかないですし・・・。
あとは書いてみて、墨のしみこみ具合で判断します。
墨で書いて半紙を裏返してみて、どのくらいしみ込んでいるか。
書いた部分が白っぽくなっているものはしみこみが悪く、あまり書き味がよくありません。
(↑あまり参考になりませんね)
薄すぎても書きにくい、厚すぎても書きにくい。
ツルツルしすぎてても書きにくい・・・。
うちの教室では書きやすい半紙を用意していますので、子どもたちもそれに書いて練習しています。
ホームセンターで数種類買ってみて試して、後にレビューしていきたいと思います。ご了承下さい。
次回は墨、墨液をご紹介します。
1-4.墨
手軽で一般的な墨液、これもいろいろ出ていますね。ポイントは表具(表装)できるかどうか、です。