おはようございます、秋田市のしょうじ書道教室です。
春からの習い事。
春は、新しく習い事を始めるのに良い季節ですね。
水泳、英語、学習塾、ピアノ。
小学生に人気の習い事はこのあたりでしょうか。
水泳を習う。
1に体力、2に体力。
健康のためにも体力をつけて、
子どもたちが毎日元気に笑顔で過ごせると、
親としても安心します。
生きてるだけで丸もうけ。健康第一。これは本当にそう思う。
勉強をするのにも体力を使うので、
身体を丈夫にして体力をつけることは幼少の頃からやらせたい。
英語を習う。
日本の英語力は先進国の中でも最低レベル。
そこで重い腰をあげて、ようやく日本が本気になるらしい。
それが文科省の2020年度の指導要項。
2021年春から本格的に施行されるそうです。そう、この春からです。
低学年は英会話から学んだり、
高学年は学習塾で「英語」の科目をとって学んだり。
英語が得意になれば、中学・高校・大学・就職、
どこまでも役に立つ。ステータス。
学習塾へ行く。
教育格差が広がる日本。
ここ秋田でも、高校受験はもちろん中学受験も当たり前になり、競争は激化。
お金と時間の都合がつけば低学年から学習塾へ行き、
自分の学年よりも先へ進む子どももいまや珍しくありません。
勉強が進んでいる子どもと、何の習い事もしていない子どもの差は開く一方。
ピアノを習う。
音楽は素晴らしい。
音楽は人間が生み出した最高の芸術です。
心の奥底の感情とリンクして、魂を揺さぶられる気までしてきます。
楽器を自分で弾けるなんて、
なんと素晴らしいことなのでしょう。
春からの習い事にお習字を。
さて。
ライバルたちのメリットをひと通りご紹介した上で、
ぜひ「習字」もご検討ください。
習字は、
学びの基本となる、
「文字を正しく書く力」
を養います。
手書きを見なくなった。
文字はもともと手書きでした。
しかし現代では手書き文字よりも活字を目にすることのほうが多くなりました。
そして小さい子どもたちも、活字からひらがなや漢字を学んでいる状況です。
線は左から右へ、上から下へ引きます。
こんな当たり前のことも活字からは読み取れません。
大人たちは「そんな当たり前のこと、言わなくても分かるよ」と言うかもしれません。
しかし子どもはまっさらな状態から文字を活字で学びます。
本当に「言わなくても分かる」のでしょうか。
文字は他人が読む。
文字は、誰もが読めるよう判別できるよう書かなければ意味がありません。
自分に宛てたメモも、未来の自分に向かって書いています。
文字をパッと見たときに一瞬で判別できなければ、
読み取るときに時間がかかってしまいます。
そんな文字で、はたして学校の学習がスムーズに進むでしょうか。
すべての学びの土台になるのが“文字”なのです。
集中力がつく。
習字はご存知のとおり、
同じ文字を何回も書いて練習します。
何回も書くことが自分の身に定着させるのには必要です。
漢字の書き取りしかり、英単語しかり。
線が何本あるか、ということだけが文字の判別ではありません。
その形も大いに関わります。
現代の子どもたちは、
学校では漢字など「覚える」ことに時間を多く割き、
「書く」時間はさほど与えられません。
形を覚えるところまでの余裕がないのです。
「書く」だけの時間を持つ。それが書道教室で学ぶことなのです。
繰り返し書くことは集中力をつけ、真似する対象をよく観察することになります。
長くなったのでここからはダイジェスト(笑)。
漢字は図形。
漢字は部品の組み合わせで覚えます。
図形認識を鍛えます。
巧緻性アップ。
指先をうまく使い鉛筆や筆を操作します。
筆は力のコントロールが絶妙で、
指先の感覚に全神経を注ぎます。
空間把握能力。
指先の神経に集中し、同時に文字の形を真似する。
同じ場所に線を置いていく。
あらかじめ計算して、指定の場所に書く。
空間把握能力も鍛えます。
まとめ。
このように様々な効果が期待できるのが、書道・習字なのです。
「文字がきれいになる」
ことは副次的なこと。
集中して繰り返し、わずかな違いを見つけて真似をする。
指先を使い、目を使い、
自分の書いたものとお手本を比較する。
これらが学びの土台となる文字を通して鍛えられる。
アナログな学びはいつだって揺るぎないものなのです。
子どもも大人も書道・習字をぜひどうぞ!
みなさんもお近くの書道教室へぜひ!
秋田市なら「しょうじ書道教室」へ!
よろしくお願いしますm(_ _)m
しょうじ書道教室でした!