こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
指導者になりたい。
指導者になりたい。
という人は多いでしょうか。
生徒さんを取って指導して幾ばくかの収入を得て、
その収入をまた自身の書の勉強に投資する。
これは昔から行われてきたことです。
・なりたいけどあきらめた
・自分はまだ教えるほどではない
などなど、みなさんそれぞれ思うことでしょう。
みんなそうしてきた。
私が教え始めたのはいつだったでしょうか。
私は、現在は所属する団体の“師範”という段位におりますが、
小学生に教え始めたのはまだ五段とかそのくらい。
小学生用の手本書きは初段・二段のあたりから練習しはじめて、
三段・四段のあたりには自分で調べながら毛筆も硬筆も書いていました。
一応、そんな「修行期間」を経て母からバトンタッチ。自分の教室に通っていた小学生たちを教え始めました。
今思うことは、
“書写手本の書き方”ができる
くらいじゃあ小学生にも十分には教えられないってことです。
実際現場に立たないと指導力はつきません。
書写手本が書けることがスタートラインで、
そこから実地訓練が始まるんですねー。
段級にこだわりすぎていませんか??
なので。
「教えたい」
と思う方は、今すぐにでも教え始めればいいんです。
所属団体によっては必ず「師範位」を取らないと教室を開いてはいけないというところもあるでしょうね。
乱暴な言い方ですけど、そんなものは「事後承諾」でもいいし、秘密にしてたっていい。
とっとと始めてしまうほうがいいと思うのです。
「師範位」を取得する。それから教室開設の準備をして、方々に声をかけて、生徒さんを集めて、指導するようになって、教室運営を覚える??そんなの時間がいくらあっても足りないじゃないか。
段級で人に教えるんじゃあないんです。
自分が学んだ数年間の、
知識と経験と技術で、人に教えるんです。
こうやって進めていくのがオススメ!
とまあ、ちょっとあおった感じになりましたけど。
今から「教えたい!!」という方は、おおむねこんな感じで進めていくといいと思います。私の個人的作戦。
書写は毛筆・硬筆とやっておいたほうがいいですよ。難しくないからね。
書写検定なんか取らんでヨシ。
すぐに“資格”とか“検定”とか思いついちゃう人は気をつけて。実力がつかない。
その1.SNSで「書いている文字」を発信。
まずSNSで「書いている姿」「書いている文字」をバンバン発信していく。
これは数年単位でやる心づもりで。
だんだんとフォロワーさんが増えていきます。
毎日のように発信。これが種まき。
その2.実名、地域などを発信。
実名、雅号、地域や場所などを併せて発信する。
いまどきサイトやホームページ情報、名前がネット上に無い教室って無いですよ。
書道をやりたい人がいても検索できないじゃん。
いずれ教室を開くなら、少しでもネット上に自身の情報をあげておく。
本名でやることを怖がらない。
これはいずれ教室を開くために積み重ねる“信用”ということ。
ネットで下手なこと言えないでしょ。誠心誠意の言葉で発信。
あなたが書道を習うなら、
本名を隠す人と、本名でやっている人、どちらを信用しますか?
教室を開くための準備をする。
準備ですからね。何も本決まりじゃなく。
教室を開くとする。
テーブルは何個購入する?
座布団は何個購入する?
月謝はいくら?
何曜日なら教えられる?
具体的に考えます。
壁などに墨が付かないようにシートを貼る?
床には何か敷く?
イスで書く?床で書く?
そうするとお金の問題も見えてきます。
まとめ。
ひとまずこのくらい考えるとかなり具体的にやるべきことが見えてきます。
ほらね。早く行動したほうがいいでしょう?
師範位?そんなの後回し。
まずは「環境」を整える。
これでさらに“サポート”してくれる先生がいれば問題なし。
本部とのパイプもあるし、経験も豊富。
身近な先生がサポートしてくれれば、人に教えられる日もぐっと近づきます。
あなたはいろいろな準備をしながら、とりあえず“書写の書き方”を習得する。
そして教えることになり、人に教えることによってさらに自分の技術が磨かれ、
生徒さんに教えたことがプラスになって自分の身にかえってくる。
そしてますます自分を高めていくことができる。
だから自分で教室を開いている先生ってのは“なんでも上手”なんですよ!
興味のある方はぜひ!
そして十分なサポート体制があるのは、
秋田市のしょうじ書道教室!!
お後がよろしいようで。
しょうじ書道教室でした!