こんにちは、秋田市のしょうじ書道教室です。
現在、当教室では社中展(発表会)用作品の練習をしております。
社中展用作品として、
・半切(長さ135センチの一番大きい条幅)
・半紙
この2種類のどちらのサイズの作品を制作するかを
選んでから練習が始まります(うちの教室の場合です)。
言葉を決める
作品は半切にする、と決めたとします。
まずはじめにやることは、
「書きたい言葉」
を決めることです。
書く言葉として、
・しっかりとした意味があり
・見る人が不快にならず
・自分の学年、実力に沿ったもの
という言葉でなければいけません。
うちの教室では私が学年ごとのオススメワードを選んで一覧にし、
この中から選んでもらっています。
自分で好きな言葉を探してくる子もいます。
それでもかまいません。
「全身全霊」
とかね。
半紙に練習する。
書く言葉が決まってもいきなり条幅用紙には書かず、
はじめに半紙にひと文字ずつ練習していきます。
「はるの光」
だったら、
と、こんな感じです。
これでひと文字ひと文字じっくり練習して、字の形をしっかりと覚える。
八つ切りに練習する。
ひと文字の完成度が7割くらいまでになったら、
次に「八つ切り」という小さい条幅用紙に練習します。
この八つ切りは、半切のちょうど1/4の大きさ。
これがミニチュア版となります。
八つ切りは書初めで使う用紙です。
この用紙に練習し、
「“の”は小さく書いて“光”は大きく書く」
など、文字の書く場所と大きさを覚えます。
4文字同じ大きさに書くというわけではないんですね。
いよいよ半切!
ひと文字ひと文字もほぼ書ける。
4文字並べてもだいたいいい感じに書ける。
となったらいよいよ半切に書いていきます。
半切は1枚書くのも小中学生にとっては大仕事。
この季節1枚書いただけで汗をかくほど。
頑張って書くぞー!!
まとめ。
ということで、小中学生にとって半切練習はとても大変。
うちの教室では、
半紙→八つ切り→半切、
と段階的に練習することで、
なるべく半切練習であまり枚数を書かなくてもいいように練習しています。
工夫して練習しないとね。
効率よく練習しましょ!
しょうじ書道教室でした!