ふでれん!

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4-3.筆の修理

4-3.筆の修理

前回は筆のとりかえの目安のお話をしました。
4-2.筆のとりかえ
ちゃんと洗っていても根元は膨らんできます。持ち方が悪いとなおさら早く膨らんできます。ふくらんできたらダメ元で修理してみましょう。うまくいくとまたしばらく使えるようになります。

修理する前にまずはしっかり念入りに洗って下さい

ミシン糸とはさみを準備

ミシン糸とはさみを準備

洗った後に乾かないうちに修理します。ミシン糸とはさみを準備しましょう。(自己責任でお願いします)

  1. 洗った筆の毛の水気をすいとり紙などで軽くふいてください
  2. まずは1回目のむすび。左側に糸巻きを置きます

    糸をおきます

    糸をおきます

  3. 左手小指あたりに糸をからめつつ左手に筆を持ち、左手と右手で糸を持ちます。そして糸をグルグル巻いていきます

    糸をピンとはり、グルグル巻いていきます

    糸をピンとはり、グルグル巻いていきます

  4. 糸を巻く場所は毛の根元1~2ミリのあたり。糸が緩まないよう巻いていきます
  5. 7~8回くらい巻き付けてから、1回目をむすびます

    1回目むすびます

    1回目むすびます

  6. 1回目のむすび目を左手中指や薬指で押さえながら2回目に進みます

    むすび目を押さえながら

    むすび目を押さえながら

  7. むすび目を押さえた指は離さずに、人差し指や親指は一度糸から離して、むすび目を作っていきます

    中指で押さえたままもう一度むすぶ

    中指で押さえたままもう一度むすぶ

  8. 2回目のむすび目を小さくしていきます2回目のむすび目を小さくしていきます
  9. 結べたら余分な糸を切りましょう

    固結びができたら余分な糸を切ります

    固結びができたら余分な糸を切ります

  10. これで完成です

    できました

    できました

  11. 筆の根元、1ミリくらいのところに緩まずむすべました

    こんな感じになります

    こんな感じになります

写真を載せてもわかりづらいですねー。動画にしたらいいんでしょうか・・・。
→2年半の月日を経て・・・ついに動画登場!どれだけ時間かかるんだっていう話ですが(汗)

ふくらんだ筆の修理法です。 ※筆の書き味が変わる可能性もありますので自己責任の上お試しください。 筆は根元までしっかりと洗っておき、かわく前に作業します。 完全に根元を縛らずに、1ミリほど離してなるべく平行に糸を巻いていきます。 縛り終わったらそのまま乾かし、使う時には縛った糸ごと全て墨を含ませて使います。 縛ってすぐは書いている途中で糸がずれることもあるのでなるべく触らないように使います。次第に墨で糸がかたまり動かなくなります。 insta,#習字の先生の仕事,#秋田市,#秋田市書道教室,#秋田市習字教室,#習字,#習字教室,#書道,#書道教室,#書写,#手本,#書き方,#ペン字,#ペン習字,#ふでれん,#万年筆,#実用書,#硬筆,#習い事,#持ち方,#キッズ,

Fumito Shoji 東海林史さん(@fumitoshoji)が投稿した動画 –

参考になりましたでしょうか?

いままで何本も修理しましたが、糸が緩まずきれいに1発で縛れることは少ないです。
結び目が緩まないように押さえながら・・・固結び。

机の上で筆を押さえながら、糸をパラリと置いておいて、両手の指を総動員して結びます。

ビシッと緩まないように結べると、さらに半年くらい使えます。

うちの教室の筆はこの技を使って、持ち方のまだできない子の早く悪くなった筆を直しています。
これでなんとか1年持たせるわけです。

業者さんには「筆が売れないのでやめてくださいよー」と泣きつかれてしまいますが。

次のお話は4-4.紙ゴミの処理です。
その地域・自治体でゴミの出し方は違うと思いますが。ルールに則ってゴミは出しましょう。

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